あなたにぴったりな香りはどっち?「香水」と「ボディミスト」の違い

違いのギモン

自分が好きな香りに包まれると、心が落ち着きませんか。また、その日の気分やテーマに合わせて香りの種類を変えるのも楽しいですね。

体に香りをつけるためのアイテムには、「香水」と「ボディミスト」があります。

それでは、両者にはどのような相違点があるのでしょうか。この記事では、「香水」と「ボディミスト」の違いについて解説します。

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結論:原料・香りの特徴・使い方・値段が違う

「香水」と「ボディミスト」には、以下のような違いがあります。

  • 香水水、香料、アルコールから成る。強めの香りが長く続く。値段は高め。肌につける。
  • ボディミスト美容・保湿成分配合。弱めの香りが短時間続く。値段は安い。肌以外にも使える。

「香水」をもっと詳しく

①「香水」の原料

香水は、主に水、香料、アルコールから作られています。

②「香水」の香りの特徴

「香水」の香りは、時間が経つにつれて、下記の3段階に変化します。

  • トップノート:香水をつけた直後の香り
  • ミドルノート:香水をつけてからしばらく経ったあとの香り
  • ラストノート:消えかけの香り

なお、香水には以下の4種類があります。香りの濃さと持続時間がそれぞれ異なるのです。

パルファン

香料の濃度が 15~30% の香水です。香りは5~7時間続きます。

“パルファン” はすべての香水の中で最も濃度が高く、香りの持続時間が長いものです。

オーデパルファン

“オーデ” は、「薄い、水っぽい」という意味のフランス語です。つまり、 “オーデパルファン” は「薄めのパルファン」という意味なのです。

この名前のとおり、 “オーデパルファン” は濃度 10~25%、持続時間5~6時間と、効果が “パルファン” に比べてやや弱いのです。

オーデトワレ

濃度が 5~10% の香水です。ほんのりと香りがつきます。

香りの持続時間は3, 4時間です。このため、1日じゅう香りを保ちたい場合には、香水をつけ直す必要があります。

オーデコロン

濃度 3~5% と、すべての香水のなかで最も香りが薄いものです。また香りは1, 2時間しか続きません。

きつい香りが苦手という人にとっては、使いやすい香水といえますね。

③「香水」の使い方

「香水」は、体に直接吹きかけて使います。耳の後ろや手首の裏側に香水をつけると、香りの効果がはっきりとあらわれます。

なぜなら、これらは身体のなかでも熱を帯びている部分で、香りの成分を発しやすいからです。また、上半身に位置しており、周囲の人や自身の嗅覚に匂いが伝わりやすいからです。

逆に、ほんのりと香らせたい場合は、足首やひざの後ろに香水をつけましょう。これらの箇所は身体の下部に位置していて、上半身からの匂いに比べて、自分や相手の嗅覚に匂いが伝わりづらいからです。

④「香水」の値段

効果の高い香水ほど、値段も高くなります。このため、 “パルファン” 、 “オーデパルファン” 、 “オーデトワレ” 、 “オーデコロン” の順に値段が高くなる傾向があります。

安価なものは3000円ほどで、高価なものは1万円以上で売られています。

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「ボディミスト」をもっと詳しく

①「ボディミスト」の原料

「ボディミスト」は、「香水」と同じく、水・香料・アルコールからできています。しかし、「ボディミスト」には、アルコールが入っていない商品も多くあります。

ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿・美容成分が配合されているのも、「ボディミスト」の特徴です。虫除け効果を含んでいるものもあります。

このように、「ボディミスト」は、良い香りをつけるという役割だけでなく、肌をケアするという役割ももっているのです。このため、「ボディミスト」は、以下のような名称で呼ばれることもあります。

  • ボディフレグランス
  • ボディスプレー
  • 香りつき化粧水
  • アロマミスト
  • アロマスプレー

②「ボディミスト」の香りの特徴

ボディミストの香りの持続時間は、1時間ほどです。

「香水」のなかで最も効果が弱い “オーデコロン” は、香りの持続時間が1, 2時間でしたね。ですから、「ボディミスト」は、「香水」よりも、香りが続く時間が短いのです。

また、香りの濃さも、3~5% の濃度をもつ “オーデコロン” よりも弱いのです。このことから、濃度を比較しても、「ボディミスト」の香りは「香水」の香りよりも控えめであるということがわかります。

なお、「ボディミスト」の香りは、「香水」の香りのように時間が経つにつれて変化するものもありますが、時間ごとの変化がないものもあります。

③「ボディミスト」の使い方

「香水」には、肌に直接吹きかけるという使い方しかありませんが、「ボディミスト」は肌以外の様々な箇所に使うことができます

たとえば、髪の毛に吹かけることができます。また、寝具やカーテンに吹きかけてルームフレグランスとして使うこともできます。

さらに、「不快な臭いがついているものの、すぐに洗濯できない」という衣服に使う方法もあります。たとえば、焼き肉の臭いがついたコートにボディミストを吹きかければ、気になる臭いを緩和させることができるのです。

④「ボディミスト」の値段

ボディミストは、1000円前後で手に入れることができます。なかには数百円で買えるものもあります。

「香水」の価格は、最も安いものでも3000円ほどですから、「ボディミスト」は「香水」よりも格段に安いことがわかりますね。

「香水」と「ボディミスト」の使い分け例


ここまで、「香水」と「ボディミスト」のそれぞれの特徴について解説しました。両者の相違点をふまえて、以下の4つの観点から使い分けを考えてみましょう。

①肌質での使い分け

敏感肌の人は、「香水」を使うよりも「ボディミスト」を使うほうが安全です。

なぜなら、「香水」には必ずアルコールが含まれているのに対して、「ボディミスト」は、アルコールフリーのものも多くあるからです。ですから、皮膚がアルコールに弱い人は、アルコール不使用の「ボディミスト」を選びましょう。

また、乾燥肌の人にとっても「ボディミスト」がおすすめです。

なぜなら「ボディミスト」には、保湿成分や美容成分が入っているからです。乾燥が気になるところに「ボディミスト」を吹きかければ、良い香りがするだけでなく、皮膚に潤いを与えることもできるのです。

②香りの強さでの使い分け

しっかりと香りをつけたい場合、濃度が高く、香りの持続時間も長い「香水」を使うのが効果的です。

なお、すでに解説したように、ひとくちに「香水」といっても、最も強力な “パルファン” から、「ボディミスト」と程度が近い “オーデコロン” まで、様々な種類があります。このため、「香水」のなかでも、自分にとって適切な濃度・持続時間のものを選ぶ必要がありますね。

あまり強い香りをつけたくない場合は、「香水」のなかで最も効果の弱い “オーデコロン” や、「ボディミスト」を使いましょう。

③香りをつける対象での使い分け

香りをつける対象で両者を使い分けることもできます。

肌以外の部分にも香りを吹きかけたいのであれば、髪の毛や家具、衣服にも使える「ボディミスト」を使いましょう。

④価格での使い分け

「ボディミスト」は価格が安いので、出費を抑えたい場合に便利です。

「香水」は「ボディミスト」よりも高価ですが、少し吹きかけるだけで強めの香りが長時間持続します。つまり、1回分の使用量が少なく済むのです。

ですから、「香水」の価格は高いものの、長く使うことができ、高い効果も得られるという特徴もあります。

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まとめ

以上、この記事では、「香水」と「ボディミスト」の違いについて解説しました。あらためて、両者の違いを表でおさらいしましょう。

香水ボディミスト
原料水、香料、アルコール水、香料、美容・保湿成分(アルコールは含まないものが多い)
香りの特徴香りが強めで、持続時間は長め香りが弱めで、持続時間は短め
使い方肌に直接吹きかける肌、髪、家具、服などに吹きかける
値段高め安め

ただし、定義に関係なく、販売メーカーの意向で「香水」「ボディミスト」と呼び分ける場合もあります。たとえば、定義上では「香水」に分類されているものでも、「ボディミスト」という名前で売られる場合があるのです。

また、定義に沿ってネーミングされていたとしても、「香水」と「ボディミスト」のそれぞれに様々な種類の商品があります。

ですから、購入したいものが「香水」と「ボディミスト」のどちらであっても、まずは店頭のテスターを使ってみましょう。そして、自身の好みや肌質などに最適な商品を選ぶことが大切ですね。

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