「困憊(こんぱい)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「困憊(こんぱい)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・対義語・英語訳について分かりやすく解説します。

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「困憊」の意味をスッキリ理解!

困憊(こんぱい)疲れ果てること

「困憊」の意味を詳しく

「困憊」は、疲れ果てることを意味する熟語です。体が思うように動かないほど、ひどく疲れがたまり、弱っている様子を表します。

肉体的疲労・精神的疲労の両方を、言い表すことができます。

「疲労困憊」という表現で使用されることが多いです。

「疲労困憊」の意味を詳しく

「疲労困憊」は、ひどく疲れ、苦しんでいる様子を意味する四字熟語です。

「疲労」も、「困憊」と同じく疲れ果てることを意味します。同じ意味の熟語が重なることで、「疲れ果てる」という意味合いが強まっています。

こちらも肉体的疲労・精神的疲労の両方を、言い表すことができます。

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「困憊」の使い方

  1. 彼は丸2日間働き続けた末、疲労困憊で倒れてしまった。
  2. 上司に怒られながら、徹夜で仕事をしていた彼は、身も心も困憊しきっていた。
  3. 避難所でうずくまっていた男性の表情からは、ひどい困憊がうかがえた。

➀の例文では、長時間働き続け、疲労で弱りきった様子を「疲労困憊」と言い表しています。このように「疲労」という言葉と組み合わせて使う場合が多いです。

➁の例文では、徹夜で働き続けたことにより、精神的にも肉体的にも疲れきっているさまを「困憊」と表現しています。

➂の例文でも、「疲れきっている」という意味で、「困憊」を使用しています。

「困憊」の語源

「困」という字には、「困る」の他に、「苦しむ」「きわまる」という意味があります。一方、「憊」という字には、「疲れきる」「弱りきる」という意味があります。

両者の意味が重なり、「困憊」が「疲れ果てること」を表すようになりました。

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「困憊」の類義語

「困憊」には以下のような類義語があります。

  • 困殆(こんたい):苦しみ疲れること
  • 困弊(こんぺい):苦しみ疲れること
  • 疲弊(ひへい):ひどく疲れ、弱ること
  • 精疲力尽(せいひりきじん):ひどく疲れ、弱ること

「困憊」の対義語

「困憊」には以下のような対義語があります。

  • 元気溌剌(げんきはつらつ):生命力に満ち、元気であるさま
  • 生気潑剌(せいきはつらつ):生き生きとして、元気に満ちあふれているさま
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「困憊」の英語訳

「困憊」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • tired
    (疲れた)
  • dead tired
    (完全に疲れきっている)
  • tired out
    (疲れきっている)
  • exhausted
    (疲れきった)
  • weary
    (疲れた)
  • bushed
    (へとへとに疲れた)
  • dead bushed
    (死ぬほど疲れた)
  • pooped out
    (へとへとに疲れている)
  • knackered
    (へとへとに疲れた)

“dead”は「死んでいる」という意味が有名ですが、「完全に、完璧に」という意味の副詞として使うことができます。 “dead tired” “dead bushed”のように使うことで、「極限まで疲れた」という意味合いになります。

まとめ

以上、この記事では「困憊」について解説しました。

読み方困憊(こんぱい)
意味疲れ果てること
語源「困」の「苦しむ」「きわまる」、「憊」の「疲れきる」という意味から
類義語困殆、疲弊、精疲力尽など
対義語元気溌剌、生気溌剌など
英語訳dead tired(完全に疲れきっている)

誰しも、身も心も疲れ果て、困憊してしまうことがあるでしょう。特に予定を詰めてしまう人や、仕事が忙しい人にとっては、なじみのある言葉かもしれません。

「疲労困憊」という四字熟語の形で使うことが非常に多いですが、例文のように「困憊」単体で使うこともあります。どちらの意味もおさえておくと同時に、漢字表記でも正確に読めるようにしましょう。

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