「機を見るに敏」の意味とは?読み方は?類語や英語まで例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、「機を見るに敏(きをみるにびん)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「機を見るに敏」の意味をスッキリ理解!

機を見るに敏(きをみるにびん):チャンスをすばやくつかんで、的確に行動するさま

「機を見るに敏」の意味を詳しく

「機を見るに敏」は、「チャンスをすばやくつかんで、的確に行動するさま」を意味します。

状況を冷静に見極める力と、いち早く行動に移す素早さの両方について表している言葉です。

タイミングよく状況を読み行動する時に使われる言葉で、ビジネスシーンでもよく用いられる慣用句です。

「機を見るに敏」のそれぞれの言葉の意味

「機を見るに敏」に含まれる言葉には、それぞれ以下のような意味があります。

  • :ものごとが起こる予兆やきっかけ、ものごとの潮時
  • 見る:感覚を働かせて、ものごとを判断する
  • :素早く動くこと、鋭く敏感であること
以上の言葉が組み合わさって、「機を見るに敏」は「チャンスをすばやくつかんで、的確に行動するさま」という意味となっています。

「機を見るに敏」の使い方

  1. 起業家に必要なものは学歴ではなく、機を見るに敏を実践できる行動力です。
  2. はい、私の座右の銘は機を見るに敏で、入社した暁(あかつき)には持ち前の行動力で御社に貢献します。
  3. 彼には機を見るに敏なところがあったため、社長になったと聞いてもそれほど驚かなかった。

上の例文のように、「機を見るに敏」は座右の銘や人の特長を表す言葉として使われることが多いでしょう。

①の「機を見るに敏」は「チャンスをすばやくつかんで、的確に行動するさま」という意味です。

②は「チャンスをすばやくつかんで、的確に行動するさま」という意味で「機を見るに敏」が使われています。座右の銘として掲げられる言葉でもあります。

③の「機を見るに敏」は「チャンスをすばやくつかんで、的確に行動するさま」という意味です。状況を冷静に見極める力と、いち早く行動に移す素早さの能力について表しています。

「機を見るに敏」の由来

「機を見るに敏」の正確な語源は明らかではありませんが、孔子の『論語』に似た意味の記述が見られます。

子曰、君子欲訥於言、而於行

子曰く、君子は言(げん)に訥(とつ)にして、行いにならんことを欲す

この文章は「徳のある人とは多くのことを話すより、まずは素早く行動する人でありたいと思うものだ」と訳されます。

「機を見るに敏」の類義語

「機を見るに敏」には以下のような類義語があります。

  • 目端が利く(めはしがきく):ものごとの全てに抜け目なく行動が素早いこと
  • 当意即妙(とういそくみょう):即座に状況に応じた対応をすること
  • 臨機応変(りんきおうへん):そのときその場に応じて適切な手段をとること
  • 機に乗じる:物事の推移を見極めて、都合のいい状況や時期のときにうまく行動すること
  • 風向きを見るに敏:ものごとの成り行きや行方に応じて的確に行動するさま
  • 横を見るに敏:周囲の状況や動きに応じて的確に行動するさま

「機を見るに敏」の対義語

「機を見るに敏」には以下のような対義語があります。

  • 機を逸する:よい機会を取り逃す
  • タイミングを逃す:よい機会を取り逃す

「機を見るに敏」の英語訳

「機を見るに敏」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • be quick to grasp a chance
    (素早くチャンスをつかめ)

まとめ

以上、この記事では「機を見るに敏」について解説しました。

読み方機を見るに敏(きをみるにびん)
意味チャンスをすばやくつかんで、的確に行動するさま
由来孔子の『論語』
類義語目端が利く、当意即妙、臨機応変など
対義語機を逸する、タイミングを逃す
英語訳be quick to grasp a chance(素早くチャンスをつかめ)

「機を見るに敏」は、ビジネスなどで結果を残すための重要な教訓を持つ言葉です。胸に刻んでおきましょう。

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シェスカ
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公的文章に詳しい大学院生。 学術論文や特許の執筆を得意としています。 スッキリではその知識を活かし、専門用語の解説を担当しています。