「忌憚(きたん)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「忌憚(きたん)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「忌憚」の意味をスッキリ理解!

忌憚(きたん):遠慮すること。嫌うこと。

「忌憚」の意味を詳しく

「忌憚」とは、「遠慮すること」を指します。ただ、多くの場合、否定語を伴います。「忌憚のない~」や「忌憚なく~」という形を取り、後に続く行為に遠慮がない様を表します。

また、「忌憚」には「嫌って避けること」という意味もあります。この意味では、「~を忌憚する」という形で動詞として用いられます。

ちなみに、「忌憚」と同じ読み方の熟語として「奇譚(きたん)」があります。しかし、こちらは「珍しい話」や「不思議な言い伝え」のことを指しています。意味が全く違うため、混同しないように注意しましょう。

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「忌憚」の使い方

  1. あの人は、よく周囲から忌憚されていた。
  2. 是非とも忌憚のないご意見をお聞かせください。
  3. メンバー同士がこれほど忌憚なく物言いし合うのは、初めてのことではなかろうか。

①の例文における「忌憚」は、「嫌う」という意味で使われています。②と③の例文では「遠慮すること」という意味で「忌憚」が使われており、否定語を伴う結果、「遠慮のないさま」が表現されています。

なお、人との会話で「忌憚なく~」や「忌憚のない~」を用いる時は注意が必要です。

②の例文のように、相手から「忌憚なく~する」ように要求される、あるいは相手にそうするように要求する場合は問題ありません。一方、自分から「忌憚なく~します」と言ってしまうと、遠慮せずに振る舞うことを他者に宣言することになるため、不自然な使い方になります。

「忌憚」の類義語

忌憚には以下のような類義語があります。

  • 遠慮:言動を控えめにすること
  • 気兼ね:気を遣うこと

どちらも、否定語を伴って「遠慮なく」・「気兼ねなく」とすれば「忌憚なく」と同じように用いることが出来ます。

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「忌憚」の英語訳

忌憚を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • reserve
    (遠慮)
  • hate
    (忌み嫌う)

「忌憚なく」という否定の形にする場合は、「~がない」という意味の前置詞 “without” をつけて “without reserve” と表現します。

また、「嫌う」という意味においては、「忌憚」は “hate” と表現されます。

まとめ

以上、この記事では「忌憚」について解説しました。

読み方忌憚(きたん)
意味遠慮すること。嫌うこと。
類義語遠慮、気兼ね
英語訳reserve(遠慮)

「忌憚」は多くの場合において否定語を伴い、「意見」などの言葉とともに使用されます。是非、意味や使い方等を覚えてみてください。

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