「鬼籍(きせき)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「鬼籍(きせき)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「鬼籍」の意味をスッキリ理解!

鬼籍(きせき):死者の名前や死亡年月日を書き記す帳簿

「鬼籍」の意味を詳しく

「鬼籍」とは、死んだ人の姓名や死亡年月日を書き記しておく帳簿のことです。「鬼籍」は中国からきた言葉であり、「鬼」は死者の魂を、「籍」はそこに属する人に関する公式の登録書のことを指しています。

もともと「鬼籍」は、死者の世界の王である閻魔(えんま)大王が管理しているとされており、実物を指す概念ではありませんでした。ただ、現代では、同じく死者の姓名や死亡年月日を記帳する「過去帳」のことを「鬼籍」と呼ぶこともあります。

また、「鬼籍」は名詞そのものとして使われることもありますが、「鬼籍に入(い)る」という形で用いられることが多いです。「鬼籍に入る」は、死者を登録する籍に入る、つまり死ぬことを指します。直接的に死を表現することを避ける際によく使われる成句です。

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「鬼籍」の使い方

  1. 祖母が鬼籍に入って 7年が経った。
  2. 若くして鬼籍に登った彼らを思うと、無念としか言いようがない。
  3. 私が恩返しをしきれないうちに、彼は鬼籍の人となってしまった。

「鬼籍に入る」は、②のように「鬼籍に登る」とも表現します。どちらも、「亡くなる」という意味です。③の「鬼籍の人」とは、「死者」を婉曲的に表した言葉です。

「鬼籍」の類義語

鬼籍には以下のような類義語があります。

  • 閻魔帳(えんまちょう):死者が生前にとった行動について閻魔大王が書き記した帳面
  • 過去帳:死者の名前や死亡年月日を記入した帳簿
  • 鬼録:死者の名簿
  • 点鬼簿(てんきぼ):死者の姓名などを書き記した帳簿
  • 冥籍(めいせき):死者の霊が登録されている帳簿

「閻魔帳」や「冥籍」は、死者の世界が前提となっている言葉であるため、現実に存在する帳簿を指す表現としては使われません。また、「閻魔帳」は、本来の意味から転じて、対象となる人の行動を書き記しておき、評価の基準とする帳面のことも指します。

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「鬼籍」の英語訳

鬼籍を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • death register
    (過去帳)
  • pass away
    (鬼籍に入る)
  • be numbered among the dead
    (鬼籍に入る)
  • join the majority
    (鬼籍に入る)

まとめ

以上、この記事では「鬼籍」について解説しました。

読み方 鬼籍(きせき)
意味 死者の名前や死亡年月日を書き記す帳簿
類義語 閻魔帳、過去帳、鬼録など
英語訳 death register, pass away

「鬼籍」は、字面からは意味を覚えにくいかもしれません。しかし、中国において「鬼」が死者を指したことを押さえておくと、確実な理解につながるでしょう。

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