故事成語「麒麟児(きりんじ)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、故事成語の「麒麟児」です。

「麒麟児」の意味、例文、由来、類義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「麒麟児」の意味をスッキリ理解!

麒麟児(きりんじ):才能が優れていて将来が期待される少年のこと

「麒麟児」の意味を詳しく

「麒麟児」とは、才能が優れていて将来が期待される少年のことです。

「○○の麒麟児」という使い方をされることが多いでしょう。

例えば、過去の日本には「山陰の麒麟児」と呼ばれた武将がいます。

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「麒麟児」の例文

  1. 彼は十代のうちに日本代表に選ばれたので、麒麟児と呼ばれている。
  2. 彼は将棋界の麒麟児と呼ばれている。
  3. かつて麒麟児と呼ばれていた彼の名前を、最近は聞かなくなった。

「麒麟児」の由来

「麒麟児」の出典は杜甫(とほ)の「徐卿二子歌」という詩です。

詳しく見ていきましょう。

 

古くから、中国には「聖人が出て国が治まると麒麟が現れる」という言い伝えがありました。

そして、幼いころから天才的な才知や技芸を発揮し、将来有望とされる少年を「麒麟児」と呼んでもてはやしていました。

これが麒麟児という故事成語の由来です。

麒麟

麒麟とは、動物園にいる首の長い動物ではありません。

麒麟とは、中国の晋和に登場する想像上の生き物です。

鳳凰(ほうおう)、龍、霊亀(れいき)と並んで四霊(しれい)と呼ばれています。

 

そして、麒麟は毛皮を持つ獣の長であるとされています。

ちなみに、麒麟は獅子の頭を持ち、虎の目を持ち、鹿の角と体を持ち、牛の尾と馬の蹄(ひずめ)、龍のウロコと黄色い毛に覆われていると言われています。

つまり、簡単に言うとキメラということです。

そして、麒麟の描写は時代によって細かいところが異なっています。

 

ちなみに、麒麟は頭脳に優れ、性格は温厚で、動物も植物も殺さず、平和な時代にしか現れないと言われています。

このことから、麒麟は「聖人が現れて平和になる前兆」だとされています。

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「麒麟児」の類義語

「麒麟児」には以下のような類義語があります。

  • 神童
  • 逸材
  • ホープ
  • 大型新人
  • スーパールーキー

「麒麟児」の英語訳

「麒麟児」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • a wonder child
    (驚くべき才能を持つ子ども)
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まとめ

以上、この記事では「麒麟児」について解説しました。

読み方麒麟児(きりんじ)
意味才能が優れていて将来が期待される少年のこと
由来麒麟の出現が聖人の出現の前兆だとされていたことから
類義語神童、逸材、スーパールーキー
英語訳a wonder child

「麒麟児」という故事成語は有名なので、聞いたことがあるという方も多かったのではないでしょうか。

そして、この言葉はとてもいい言葉なので、ふさわしい場面があれば積極的に使っていきたいですね。

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