「金字塔(きんじとう)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「金字塔(きんじとう)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「金字塔」の意味をスッキリ理解!

金字塔(きんじとう):後世にながく残る優れた業績のこと

「金字塔」の意味を詳しく

「金字塔」とは、「後世にながく残る優れた業績のこと」です。

優れた業績の中でも、後世にも語り継がれるような記録や名作を表すための熟語です。

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「金字塔」の使い方

「金字塔」の使い方の例として、以下のような文が挙げられます。

  1. A氏は、柔道の世界大会での3連覇をはじめとする数々の金字塔を打ち立てた伝説の選手だ。
  2. 「スター・ウォーズ」は世界各国のファンから愛されている、SF映画の金字塔である。
  3. ブロードウェイミュージカルの金字塔的作品である「キャッツ」が日本で上演される。

上記の例文のように、「金字塔」は主にスポーツや、文学や映画などの芸術分野で使われるのが一般的です。

①は、よく使われる言い回しである「金字塔を打ち立てる」を用いた例文です。これは、「後世にも伝わるような偉業を成し遂げる」という意味です。スポーツなどにおいて、誰も達成したことのないような大記録を打ち立てたことを表すのによく用いられます。

2つ目と3つ目の例文のように、「○○の金字塔」という使い方もよくされます。○○には、例文にあるように「SF映画」や「ブロードウェイミュージカル」などという分野名を入れることで、その分野における最も優れた作品であることを表すことができます。

「金字塔」の語源


「金字塔」とは元々、エジプトにある「ピラミッド」のことを指しています。

「金字塔」は、訓読みすると「金の字の形をした塔」となります。つまり、ピラミッドをその形から、漢字の「金」のような三角形の形の建造物と表現したのです。現在では、「ピラミッド」とカタカナ表記されるのが一般的となりました。

ピラミッドの多くは、紀元前2700~2500年の間に建設されたと言われています。そのような大昔に建てられたのにもかかわらず、ピラミッドは現在では世界でも有数の観光地の一つです。

このように、ピラミッドが「歴史に残る偉大な建造物」であることから、「金字塔」という言葉にも「後世にながく残る業績」という意味ができたのです。

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「金字塔」の類義語

金字塔には以下のような類義語があります。

  • 遺産(いさん):前代の人が残した財産のこと
  • 偉業(いぎょう):優れた仕事のこと
  • 業績(ぎょうせき):事業や研究によって得た成果のこと

「金字塔」と「遺産」は、「後世に残る」という点で意味が共通しています。

「偉業」と「業績」は、それぞれ「偉業を達成する」と「業績を残す」というようにして「金字塔を打ち立てる」と同じように用いることができます。ですが、「後世にながく残る」ほど大きなインパクトのあるような事柄に関しては「金字塔」を用いましょう。

「金字塔」の英語訳

金字塔を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • monument
    (不朽の業績)
  • milestone
    (画期的な出来事)

どちらの単語も「金字塔」をそのまま名詞の形で言いたい際に使うことのできる英語表現です。

例えば “a monument in the field of Japanese literature” のように言うと「日本文学の金字塔」という表現ができます。

「金字塔を打ち立てる」というように動詞の形で表したい場合、 “accomplish a monumental work” や “reach a milestone” といった英語表現を用いることができます。

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まとめ

以上、この記事では「金字塔」について解説しました。

読み方 金字塔(きんじとう)
意味 後世にながく残る優れた業績のこと
語源 「金の字の形をした塔」であるピラミッドが、後世に残る建造物であることから
類義語 遺産、偉業、業績
英語訳 monument(不朽の業績)、milestone(画期的な事件)

「金字塔」という熟語は、スポーツに関するニュースでよく使われたり、曲のタイトルや店の名前になっていたりするため、日常的にもよく見る親しみのある言葉だと思います。

いざ使う場面が来た時のために、この記事でしっかりと意味と使い方を理解しておきましょう。

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