「希薄(きはく)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「希薄(きはく)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「希薄」の意味をスッキリ理解!

希薄(きはく):液体や気体などの濃度・密度が低いこと。物事に向かう気持ちや意欲が乏しいこと。

「希薄」の意味を詳しく

「希薄」は、「希」と「薄」という2つの漢字から構成されています。

「希」は、訓読みで「まれ」と読み、「めったにない」「少ない」という意味をもちます。「希少」や「希有(けう)」等の熟語にも用いられています。

「薄」は、訓読みで、「薄(うす)い」と読み、「うすい」「少ない」という意味をもちます。「薄情」や「薄給」等の熟語にも用いられています。

 

このことから、「希薄」は、似た意味をもつ漢字を重ねることで、「少ない」という意味を強調している熟語であるとわかります。

また、「少ない」「うすい」という意味に基づき、「希薄」は、「物事に向かう気持ちや意欲が乏しいこと」という意味でも用いられます。

「希薄」は、「稀薄」という漢字で用いられる場合もあります。

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「希薄」の使い方

  1. 山頂付近では、酸素が希薄になる。
  2. 人間関係が希薄で、頼る人がいない。
  3. 彼は、仕事に対する意欲が希薄だ。

①の例文で、「希薄」は、「酸素の濃度が低くなる」という意味で用いられています。気体や液体に対して、主にこの意味で用いられます。

②の例文で、「希薄」は、「人間関係が浅く、少ない」という意味で用いられています。「人間関係が希薄」という形で多く用いられます。

③の例文で、「希薄」は、「意欲が乏しい」という意味で用いられています。この意味で用いられる場合、「やる気がないことに呆れる」というニュアンスの文章が続く場合が多く、否定的な意味で主に用いられます。

「希薄」の類義語

希薄には以下のような類義語があります。

  • 薄弱(はくじゃく):弱く、しっかりしていないこと
  • 低密(ていみつ):密度が低いこと
  • 空疎(くうそ):見かけだけで、内容がないこと
  • 薄情(はくじょう):人情に薄いこと
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「希薄」の対義語

希薄には以下のような対義語があります。

  • 濃密(のうみつ):密度が濃いこと
  • 濃厚(のうこう):成分が濃いこと
  • 充足(じゅうそく):満ち足りていること
  • 稠密(ちゅうみつ):密集してるさま

「希薄」の英語訳

希薄を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • thin
    (薄い、希薄な)
  • dilute
    (薄める)
  • rarefied
    (薄い、希薄な)

thinは、主に「厚みが薄い」場合に使われます。

rarefiedは、主に「気体の濃度が薄い」場合に用いられます。また、rarefiedは、「高度な」や「高尚な」という意味もあるため、使い方に注意しましょう。

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まとめ

以上、この記事では「希薄」について解説しました。

読み方希薄(きはく)
意味液体や気体などの濃度・密度が低いこと。物事に向かう気持ちや意欲が乏しいこと。
類義語薄弱、低密、空疎など
対義語濃密、濃厚、充足など
英語訳thin(薄い、希薄な)

「希薄」は、物理的な濃度・密度に対しても用いられますが、意欲等が乏しい場合等にも使われる幅広い熟語です。

熟語の意味をしっかり理解し、状況に応じて正しく使い分けましょう。

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