「ケツカッチン」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ケツカッチン」です。

「ケツカッチン」の意味・使い方・語源・類義語・関連語についてわかりやすく解説します。

「ケツカッチン」の意味をスッキリ理解!

ケツカッチン:後に予定などが入っていて、自由な時間に余裕がない状態

「ケツカッチン」の意味を詳しく

「ケツカッチン」は「後に予定などが入っていて、自由な時間に余裕がない状態」です。さらに簡単にして、「この後に予定がある」という意味でも使います。

「ケツカッチン」は、放送業界・芸能界においてよく使われる言葉です。

たとえば、午後5時から仕事の予定があったとします。午後5時の直前まで別の仕事をやっていて、後のスケジュールに余裕がない場合が「ケツカッチン」という状態です。

「ケツカッチン」の使い方

  1. あのタレントのスケジュールはケツカッチンだ。
  2. ケツカッチンなので、お先に失礼いたします。
  3. 彼はケツカッチンなので、ドロンしてしまった。

「ケツカッチン」はスケジュールについて言及する時によく使います。

 

①は芸能界で使う例文です。

②は挨拶の場面で使う例文です。かしこまった場面でこのように使うことはありませんが、友達同士や親しい間柄でのビジネスにおいて、冗談交じりに使用します。

③は幅広い場面で使う例文です。例文に登場する「ドロン」とは、「消える」という意味です。つまり、例文では「彼はスケジュールに余裕がないため、先に帰ってしまった」という解釈になります。

「ケツカッチン」の語源

「ケツカッチン」の語源は、放送業界での用語です。映像を収録する際に使う「カチンコ」という道具があります。音の鳴る部分の木と、撮影の情報が書かれているボードが一緒になったものです。収録を始めるとき、「アクション!」という言葉とともに、「カチンコ」の音を立たせます。

同じように、カットをする時にも「カチンコ」を使います。「終わり」のことを「ケツ」「お尻」とも言います。それが転じて、「ケツカッチン」という表現になりました。また、意味も転じて「後のスケジュールが押している状態」になりました。

ちなみに、「ケツ」の反対である「始まり」のことを「頭」と言います。

 

また、この単語がよく使われるようになったのは、バブル景気だった1990年頃です。この時代に若者言葉として流行りました。

「ケツカッチン」の類義語

「ケツカッチン」には以下のような類義語があります。

  • タイト:スケジュールなどが詰まっている

タイト

「タイト」は「スケジュールなどが詰まっている」という意味です。物理的な物に対しても使います。たとえば、「タイトなジーンズ」などと言います。

それと同じように、スケジュールがぎゅっと詰め込んだ様子を「タイト」と表現します。

たとえば、忙しい日のことを「タイトな1日」と言い表します。

「ケツカッチン」の関連語

「ケツカッチン」には以下のような関連語があります。

  • 押し:時間などが遅れている
  • 巻き:時間などが早まる

押し

「押し」は「時間などが遅れている」という意味です。たとえば、「30分押し」といえば、「予定よりも30分ほど遅れている」という意味です。

巻き

「巻き」は「押し」の反対語で、「時間などが早まる」という意味です。ただし、「ケツカッチン」と「巻き」は、放送業界の用語として使う点は共通しています。

また、「巻き」は「急ぎだから巻きでお願いします」などと使います。この場合は、「早める」という意味です。

まとめ

以上、この記事では「ケツカッチン」について解説しました。

英語表記ケツカッチン
意味後に予定などが入っていて、自由な時間に余裕がない状態
語源放送用語の「カッチン」から
類義語タイトなど
関連語押し、巻きなど

「ケツカッチン」は日常生活でもよく使う単語です。やはり、意味が分からないと困る時もあります。

ぜひ、この記事を参考にして「ケツカッチン」の意味や使い方を覚えましょう。