四字熟語「牽強付会(けんきょうふかい)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「牽強付会(けんきょうふかい)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「牽強付会」の意味をスッキリ理解!

牽強付会(けんきょうふかい):自分に有利となるように、強引に理屈をこじつけること。

「牽強付会」の意味を詳しく

「牽強付会」は「牽強」と「付会」という2つの語句から構成されています。

 

「牽強」の「牽」の字は、「牛」と「玄(ひも)」という漢字から成り立っていることから分かるように、「牛にひもをつけて引く」という意味があります。

重い牛にひもをつけて引くことは道理に合わないことです。「強」の字は、その道理に合わないことを「強いて」無理に行う様子を表しています。

つまり、「牽強」は「道理に合わないことを無理に行うこと」を意味します。

 

「付会」は「付(ける)」という漢字と「会(わせる)」という漢字が合わさっており、「バラバラだったものを一つにまとめる」ことや、「本来関係のないものを無理に一つにする」ことを意味します。

「付」は「附」「傅」とも書くことができます。

 

したがって、「牽強付会」は道理に合わないことを無理に行うために、理屈をこじつけることを意味します。

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「牽強付会」の使い方

  1. いくら締め切りが近いからといって牽強付会しながらレポートを書き上げてはいけない。
  2. 彼は少しでも不利な立場になるとすぐ、牽強付会して議論を終わらせようとするから気を付けた方がよい。
  3. 牽強付会ばかりしていると、信用できない人というレッテルを貼られてしまう。
  4. 都合の悪いことはすべて牽強付会して進めていっても、建設的な結論は生まれない。

「牽強付会」の類義語

牽強付会には以下のような類義語があります。

  • 牽強付合(けんきょうふごう):都合のよいように、理屈をこじつけること。
  • 漱石枕流(そうせきちんりゅう):失敗を潔く認めず、御託を並べて言い逃れようとすること。
  • 付会之説(ふかいのせつ):関係のないものを無理にこじつけること。
  • 郢書燕説(えいしょえんせつ):こじつけながら、それらしく説明すること。
  • 堅白異同(けんぱくいどう):筋の通らない主張や論理。
  • 堅白同異(けんぱくどうい):詭弁をもてあそんで主張すること。
  • 断章取義(だんしょうしゅぎ):書物や詩の中から、自分に都合のよい部分だけ取り出すこと。

類義語が非常に多い四字熟語です。

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「牽強付会」の英語訳

牽強付会を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • forced
    (無理強いの)
  • far-fetched
    (こじつけの)

まとめ

以上、この記事では「牽強付会」について解説しました。

読み方牽強付会(けんきょうふかい)
意味自分に有利となるように、強引に理屈をこじつけること。
類義語牽強付合(けんきょうふごう)、漱石枕流(そうせきちんりゅう)、付会之説(ふかいのせつ)郢書燕説(えいしょえんせつ)、堅白異同(けんぱくいどう)、堅白同異(けんぱくどうい)、断章取義(だんしょうしゅぎ)など
英語訳forced(無理強いの)
far-fetched(こじつけの)

「牽強付会」は初めから自分の結論ありきで、議論を進めていく姿勢を表しています。しかし、本来議論とはさまざまな意見に触れ、自らの意見を調整していく場であるはずです。

議論を意味あるものとするためには、普段から「牽強付会」ばかりせずに、さまざまな意見に耳を傾ける姿勢を養っていくことが求められます。

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