ことわざ「語るに落ちる」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「語るに落ちる(かたるにおちる)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・英語訳について分かりやすく解説します。

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「語るに落ちる」の意味をスッキリ理解!

語るに落ちる(かたるにおちる):隠していることでも、何気なく話しているうちにうっかり白状してしまう。

「語るに落ちる」の意味を詳しく

「語るに落ちる」は、「隠していることでも、何気なく話しているうちにうっかり白状してしまう」ということを意味することわざです。「落ちる」という言葉には、「隠していたことを白状する」という意味があります。

このことわざは、誤用されることが多いものです。「語る価値もない」という意味で使われることが多いですが、これは間違った意味なので、気をつけましょう。

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「語るに落ちる」の使い方

  1. 容疑者は無実を主張するうちに容疑を決定づける発言をした。語るに落ちるとは、まさにこのことだ。
  2. 語るに落ちた彼は、自分の不用意な発言に顔面蒼白になった。

「語るに落ちる」は、日常生活ではあまり頻繁に使われません。ですが、事件や謎に関わる報道や物語では、よく使われます。

「語るに落ちる」の由来

「語るに落ちる」は、もともとは「問うに落ちず、語るに落ちる」という形のことわざでした。このことわざが時を経て変化することで、簡略化された「語るに落ちる」というものになったと言われています。

「落ちる」という言葉が、「隠していたことを白状する」という意味を持っていることは、「意味を詳しく」の項目で紹介しました。これを踏まえると、「問うに落ちず」は、「人に聞かれても白状しない」という意味だとわかりますね。

つまり、「問うに落ちず、語るに落ちる」ということわざは、「人に聞かれても用心からなかなか白状することはないが、自分から語っている間は、隠していたことも白状してしまう」ということを意味しているのです。

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「語るに落ちる」の類義語

語るに落ちるには以下のような類義語があります。

  • 口走る:うっかりと、言ってはいけないことを言ってしまうこと。
  • 口が滑る:言ってはいけないことを、うっかり言ってしまうこと。
  • 口を衝いて(ついて)出る:言葉が思いがけず出る様子。

これらの類義語は、耳なじみのあるものばかりですね。類義語をきちんと覚えておくことも、「語るに落ちる」の誤用を防ぐためのひとつの方法にもなります。

「語るに落ちる」の英語訳

語るに落ちるを英語に訳すと、次のような表現になります。

  • to let slip a secret
    (秘密をうっかり漏らしてしまうこと)
  • inadvertently reveal
    (うっかりして、暴露すること)
  • to let the cat out of the bag
    (うっかり猫を鞄から出してしまう)
  • The tongue is ever turning to the aching tooth.
    (舌は常に痛む歯のところへ行く)

“to let the cat out of the bag” と、“The tongue is ever turning to the aching tooth.” は、比喩的な表現のものです。

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まとめ

以上、この記事では「語るに落ちる」について解説しました。

読み方 語るに落ちる(かたるにおちる)
意味 隠していることでも、何気なく話しているうちにうっかり白状してしまう。
由来 「問うに落ちず、語るに落ちる」の簡略化から。
類義語 口走る、口が滑る、口を衝いて出る
英語訳 to let slip a secret(秘密をうっかり漏らしてしまうこと)など

「語るに落ちる」は、誰もが耳にしたことがある一方で、意味の誤解が非常に多いことわざです。類義語や英語訳を覚えることで、誤用を防ぐことができるようにしておきましょう。

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