どう違う?「歌手」「声楽家」「ボーカリスト」「シンガー」の違いを解説

違いのギモン

一口に「歌を歌う人」と言っても色々な呼び名がありますよね。

「歌手」はもちろん、「声楽家」を名乗る人もいれば、「ボーカリスト」と呼ばれている人もいますし、「シンガー」という人もいます。

この記事では、知っているようで知らない、「歌手」「声楽家」「ボーカリスト」「シンガー」の違いをわかりやすく解説していきます。

結論:違いは歌う歌のジャンル

「歌手」「声楽家」「ボーカリスト」「シンガー」の違いを分かりやすくまとめたものが以下の表になります。

歌手歌を歌うことを仕事とする人
声楽家主にオペラなどのクラシック音楽の歌手
ボーカリスト主にポピュラー音楽のユニットやバンドの歌手
シンガー主にフォークなどのジャンルで、ユニットやバンドに所属せずソロで歌う歌手

このように、歌っている曲のジャンルが違うのが大きな特徴です。

「歌手」をもっと詳しく

「歌手」とは、ジャンルを問わず、歌を歌うことを仕事としている人全般を指します。

これから紹介する「声楽家」や「ボーカリスト」、「シンガー」も「歌手」に含まれます。

「声楽家」をもっと詳しく

「声楽家」とは主にクラシック音楽の歌手を指します。

現在は一般に「オペラ歌手」のことを「声楽家」と呼ぶことが多いです。

「クラッシック音楽」とは?
西洋の芸術音楽のことです。例として「オペラ」などの舞台音楽、「合唱曲」「歌曲」といった声楽曲があります。楽器の演奏のみのクラシック音楽もあり、その中でも「交響曲」や「協奏曲」といった管弦楽、吹奏楽など種類はさまざまです。

「ボーカリスト」をもっと詳しく

「ボーカリスト」はポピュラー音楽のユニットやバンドの歌手を務めている人を指します。

「ボーカリスト」は演歌歌手のようなソロで歌っている人のことは含まない場合が多いです。基本的にバンドやユニットに所属している人を指します。

少し掘り下げると、バンドなどでは楽曲を演奏する上で「ギター」「ドラム」といった「パート」に分かれます。このパートの一つに「ボーカル」があります。

つまり、「ボーカル」は他の楽器と対等に見られているのです。この「ボーカル」を担当する職業を「ボーカリスト」と言い換えることができます。

ポピュラー音楽とは?
その時代の人々の好みに合わせた音楽を広く指します。「ロック」「ポップ」「ソウル」「レゲエ」「ラップ」「ダンスミュージック」などが例として挙げられます。

「シンガー」をもっと詳しく

「シンガー」はバンドやユニットに所属せず、ソロで歌う歌手を指します。また、ジャンルは「フォーク」「歌謡曲」「ポップス」「フージョン」「ジャズ」などが多いです。

また、「シンガー」は「歌手」を英語化したものですので、広く歌を歌う人全般を指すことがあります。しかし、「演歌歌手」のように、「歌手」と呼べても「シンガー」と呼べないジャンルも存在します。

「シンガー ・ソング・ライター」とは?

「シンガー」よりも「シンガーソングライター」という言葉をよく聞くという方も多いのではないでしょうか。

「シンガーソングライター」とは、主にポピュラー音楽において、楽曲の制作もその曲の歌手も自ら行う人を指します。「ジャズ」などのジャンルではあまり使わないので注意しましょう。

まとめ

以上、この記事では、「歌手」「声楽家」「ボーカリスト」「シンガー」の違いについて解説しました。

最後にもう一度、下記の表を確認しましょう。

歌手歌を歌うことを仕事とする人
声楽家主にオペラなどのクラッシック音楽の歌手
ボーカリスト主にポピュラー音楽のユニットやバンドの歌手
シンガー主にフォークなどのジャンルで、ユニットやバンドに所属せずソロで歌う歌手

違いは歌っている曲のジャンルでしたね。

あなたが好きな歌手は「声楽家」「ボーカリスト」「シンガー」のどれでしたか?