「感嘆(かんたん) 」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「感嘆(かんたん)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「感嘆」の意味をスッキリ理解!

感嘆(かんたん):感心してほめたたえること

「感嘆」の意味を詳しく

「感嘆」には、以下の2つの意味があります。

  1. 感心・感動のあまり声やため息を漏らすさま。褒め称える様子を意味する表現。
  2. なげき悲しむこと。

②のように「なげき悲しむこと」という意味もありますが、一般的には感心してほめたたえることという意味で使用します。「なげき悲しむ」という意味で「感嘆」と使うことは多くありません。

「感嘆」の使い方

「感嘆」は、基本的には「感嘆する」や「感嘆した」という表現で用いられます。

また、よく使う表現には以下のような言い回しがあります。合わせて覚えておくとよいでしょう。

  • 感嘆の声を上げる
  • 感嘆に値する
  • 感嘆のため息
例文は以下の通りです。

  1. 最終的に企画を実現させた彼の熱意と努力には感嘆する。
  2. 新技術が搭載された自動車が完成し、社員から感嘆の声が上がる。
  3. 社長に「きみの功績は感嘆に値する」と言っていただいた。

 

また、「感嘆」という言葉ですが、目上の人に対しては使用しません。「感嘆」には、「褒める」という意味があるため、相手を評価するニュアンスが含まれています。そのため、目上の人に対して使用する言葉としては不適切です。

目上の人に対して、「感嘆」のニュアンスを伝えたい場合には、以下の表現を使うと良いでしょう。

  1. 感服(かんぷく):深く心に感じて尊敬の念を抱くこと
  2. 敬服(けいふく):相手に尊敬の念を抱いて従うこと
  3. 感銘(かんめい):深く感動して忘れないこと

①の「感服」は、目上の人にも目下の人にも使える表現です。そのため、目上の人に対して使う場合には「感服いたしました」と敬語と組み合わせて使用しましょう。

「感嘆」の語源

「感嘆」を構成する漢字の意味は、それぞれ以下の通りです。

  • :深く心が動くこと。感動。

  • :たたえる。ほめる。感心する。

「感嘆」の類義語

「感嘆」には以下のような類義語があります。

  • 称賛(しょうさん):言葉にしてほめたたえること
  • 喝采(かっさい):出来映えのよさに感心し、手をたたいたり、声を上げて褒めそやすこと
  • 賞嘆(しょうたん):性質や出来映えのよさを褒めること
  • 詠嘆(えいたん):感動して声を出したり、ため息をついたりすること

「感嘆」の対義語

「感嘆」には以下のような対義語があります。

  • 罵倒:口ぎたない悪口を相手に浴びせかけること。
  • 嘲笑:あざけって笑いものにすること。
  • 冷笑:さげすみ、見くだした態度で笑うこと。あざわらい。

例文は以下の通りです。

  • 部長は、ちょっとしたミスでもすぐに部下を罵倒する。
  • 自分のことを金持ちでイケメンという彼をクラスのみんなが嘲笑している。

  • 彼の無様な言動に冷笑した。

「感嘆」の英語訳

「感嘆」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • admiration
    (感嘆)

例文は以下の通りです。

  • Everyone admired his courage.
    (誰もが彼の勇気に感嘆した。)
  • We cannot help admiring his talent.
    (我々は彼の才能に感嘆せずにはおれない。)
  • Visitors to Japan admire Mount Fuji.
    (日本を訪れる人は富士山に感嘆する。)

まとめ

以上、この記事では「感嘆」について解説しました。

読み方感嘆(かんたん)
意味感心してほめたたえること
語源「深く心が動くこと。感動。」と「たたえる。ほめる。感心する。」という意味の漢字から
類義語称賛、喝采、賞嘆、詠嘆など
対義語罵倒、嘲笑、冷笑など
英語訳admiration(感嘆)

本文中にもありますが、「感嘆」は目上の人に使う表現としては不適切です。シチュエーションに合わせて使い分けて使用できるよう類義語に意識して覚えるようにしましょう。