「緩慢(かんまん)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「緩慢(かんまん)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「緩慢」の意味をスッキリ理解!

緩慢(かんまん):ゆっくりしていること、手ぬるいこと

「緩慢」の意味を詳しく

「緩慢(かんまん)」の原義は「ゆっくりしていること」です。「緩」と「慢」には、それぞれ「ゆっくり」「のろい」という意味があります。たとえば、反応が遅くて機敏ではない動きを「緩慢な動き」、変化がゆっくりとして進まない状態を「緩慢な変化」と言います。

そこから派生して、「物事の扱いや処置の状態が手ぬるくていい加減なこと」も「緩慢」と言います。たとえば、人との約束を守らなかったり、オンオフの切り替えができなかったりする人のことを「緩慢な人」と言います。

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「緩慢」の使い方

  1. カメの緩慢な移動の仕方は、気持ちを和ませるものだ。
  2. 田園地帯には、緩慢な人工の水路が作られてある。
  3. 警察へストーカー被害相談をしたものの、緩慢な対応をされた。
  4. 緩慢な志望者を見きわめるつもりで面接を行う。

①と②では、カメの動きや水の流れが遅いことを指して「緩慢」を用いています。③と④では、対応が手ぬるかったり、志望度合いがいい加減なことを指して「緩慢」を用いています。

「緩慢」の類義語

緩慢には以下のような類義語があります。

  • 微速(びそく):ごくゆったりした速度
  • 徐々(じょじょ)に:少しずつ変化するさま
  • 不精(ぶしょう):面倒くさがり骨惜しみすること
  • 粗略(そりゃく):物事の扱い方がいいかげんなこと
  • 放漫(ほうまん):気ままで、しまりのないこと
「緩慢」の意味合いに応じて、類義語を使い分ける必要があります。

「微速」「徐々に」は、動作や変化が遅いことを指している言葉です。「不精」「粗略」「放漫」は、物事の扱いや処置が手ぬるいことを指しています。

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「緩慢」の対義語

緩慢には以下のような対義語があります。

  • 急激(きゅうげき):急ではげしいさま
  • 急速(きゅうそく):非常に速いさま
  • 敏捷(びんしょう):動きがすばやいこと
  • 厳格(げんかく):規律や道徳にきびしく、不正や怠慢を許さないこと
  • 峻厳(しゅんげん):甘えや妥協を一切許さないさま
「緩慢」の意味合いに応じて、対義語を使い分ける必要があります。

「急激」「急速」「敏捷」は、動作や変化が速いことを指しています。「厳格」「峻厳」は、物事の扱いや処置の状態に手抜かりがないことを表す言葉です。

「緩慢」の英語訳

緩慢を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • slow
    (ゆっくりとした)
  • sluggish
    (緩やかな、鈍い)
  • slack measure
    (手抜きな対応)
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まとめ

以上、この記事では「緩慢」について解説しました。

読み方 緩慢(かんまん)
意味 ゆっくりしていること、手ぬるいこと
類義語 微速、不精、放漫など
対義語 急速、厳格、峻厳など
英語訳 slow(ゆっくりとした)、slack measure(手抜きな対応)

「緩慢」には、「ゆっくりなさま」「処置や扱いが手ぬるいこと」という2つの意味があります。一つ一つ言葉の意味を正しく理解し、状況に応じて使い分けていきましょう。

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