ことわざ「金は天下の回りもの」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「金は天下の回りもの」です。

言葉の意味、使い方、由来、類義語、対義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「金は天下の回りもの」の意味をスッキリ理解!

金は天下の回りもの(かねはてんかのまわりもの):現在お金がない者にも、いつかは回ってくるという励ましの言葉

「金は天下の回りもの」の意味を詳しく

「金は天下の回りもの」とは、現在お金がない者にも、いつかは回ってくるという励ましの意味を持つことわざです。

お金は、常に世の中を回っているものであるから、今貧困の中にいるものにもいつかお金が回ってくるという意味で使われます。

逆に、裕福なものへの戒めの言葉として使われることもあります。

現在お金を持っている人も、いつかは失うことがあるし、また、お金を持っていない人にも、いつかは手元に入ってくるという意味があります。

 

「金は天下の回り持ち」「金は世界の回り物」「金は世界の回り持ち」とも言います。

しかし、「回りもの」を「周りもの」や「回しもの」と書くのは間違いなので注意しましょう。

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「金は天下の回りもの」の使い方

  1. 金は天下の回りものと言うのだから、お金がないことなんて気にするな。
  2. 金は天下の回りものとは言うが、何の努力もしないでは手に入らない。

「金は天下の回りもの」の由来

今とは違い、生まれた家や身分が重要であった時代の言葉です。

そのような時代では、貧しい生まれのものは努力しても金持ちになることは難しかったのです。身分によって就くことのできる職業が違ったからです。

そこで、権力者は「金は天下の回りもの」という言葉を広めることによって、「お金はいつか回ってくるのだから、自暴自棄にならず真面目に働きなさい」と教えたのです。

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「金は天下の回りもの」の類義語

「金は天下の回りもの」には以下のような類義語があります。

  • 金は浮きもの:金は一箇所にとどまらず、巡っているものだということ
  • 金は湧き物:金銭は思いがけなく手に入ることがあるということ
  • 金銀は回り持ち:金銭は一か所にとどまらず、世の中を回っているという意味
  • 貧乏難儀(びんぼうなんぎ)は時の回り:貧乏であることは、時のめぐりあわせに過ぎないということ。

「金は天下の回りもの」の対義語

「金は天下の回りもの」には以下のような対義語があります。

  • 金と子供は片回り:金と子供は集まるところに集中して集まるということ。
  • 金は片行き:お金は集まるところには集まり、集まらないところには一向に集まらないということ。
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「金は天下の回りもの」の英語訳

「金は天下の回りもの」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Money is a great traveller in the world.
    (金は世界の優れた旅人だ。)
  • Money goes around and around.
    (お金は巡っていく。)
  • Money moves from pocket to pocket.
    (お金はポケットからポケットへ移っていく。)

まとめ

以上、この記事では「金は天下の回りもの」について解説しました。

読み方金は天下の回りもの(かねはてんかのまわりもの)
意味現在お金がない者にも、いつかは回ってくるという励ましの言葉
由来身分の差を不満に思わせないために使われた言葉
類義語金は浮きもの、金は沸きものなど
対義語金と子供は方回りなど
英語訳Money moves from pocket to pocket.(お金はポケットからポケットへ移っていく。)

「金は天下の回りもの」は表記や使用法を間違いやすいことわざです。

この機会に使いこなせるようになりましょう。

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