ことわざ「髪結いの亭主」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「髪結いの亭主(かみゆいのていしゅ)」です。

言葉の意味・使い方・英語訳について分かりやすく解説します。

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「髪結いの亭主」の意味をスッキリ理解!

髪結いの亭主(かみゆいのていしゅ):妻の収入によって養われている夫のこと

「髪結いの亭主」の意味を詳しく


「髪結いの亭主」とは、妻の働きで養われている夫のことを表すことわざです。

「髪結い」とは、江戸時代から明治時代にかけて、料金をとって人の髪を結わいていた職業のことです。大正時代以降、時代の変化とともに「髪結い」は「理容店」や「美容院」に変化していきます。

江戸時代では、女性が働ける専門職に限りがありました。「髪結い」は、その時代にあった数少ない女性の専門職の1つです。

「髪結いの亭主」は、髪結いを仕事にしている女性を妻に持つ男性が、自分では働かずに妻の収入で養われている様子から生まれた言葉です。

 

「髪結いの亭主」は、現代語でいう「ヒモ」に当たります。

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「髪結いの亭主」の使い方

  1. 僕は決して髪結いの亭主にはならない。
  2. 彼は結婚してからというもの、働く気が全くないようだ。まるで髪結いの亭主である。
  3. 彼女は髪結いの亭主の気質を持っている男性が好みらしい。

「髪結いの亭主」の英語訳

髪結いの亭主を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • a husband who sponges off his wife
    (妻の生活に頼っている夫)
  • a good‐for‐nothing husband
    (役に立たない夫、髪結いの亭主)
spongeは、「頼る」「寄生する」という意味の動詞です。

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まとめ

以上、この記事では「髪結いの亭主」について解説しました。

読み方 髪結いの亭主(かみゆいのていしゅ)
意味 妻の収入によって養われている夫のこと
英語訳 a husband who sponges off his wife(妻の生活に頼っている夫)など

「髪結いの亭主」という表現は、「男性が働きに出ることが当たり前だ」と考えられれていた時代に作られたものです。そのため、やや「妻の働きで養われている怠け者の夫」というニュアンスを含んでいます。

しかし、現代では、男女関係なく仕事を持つ世の中に変化してきています。働き方が多様化する社会で、家族の形も様々になるでしょう。今は、女性が一家の大黒柱であるであることが、一概に男性が怠けているわけではない時代なのです。

時代の変化を感じられることわざ、「髪結いの亭主」の意味をしっかり押さえ、正しく使いこなせるようにしましょう。

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