四字熟語「佳人薄命(かじんはくめい)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「佳人薄命(かじんはくめい)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・英語訳について分かりやすく解説します。

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「佳人薄命」の意味をスッキリ理解!

佳人薄命(かじんはくめい): 美人は生まれつき病弱であったり、数奇な運命にもてあそばれたりして、不幸な者や命短い者が多いということ。

「佳人薄命」の意味を詳しく

佳人薄命は「美人が薄幸であること」や「美人は、美しく生まれついたために、数奇な運命にあって、幸せな一生が送れないものであること」また、「美人が短命であること」を意味する四字熟語です。

 

美人だけではなく立派な人について言う場合もあります。

 

佳人薄命は「佳人」と「薄命」の2つの熟語から構成されています。「佳人」は「美しい人」という意味です。また、「薄命」は「不運であること。運命に恵まれないこと」と意味です。また、「短命」の意味にも用います。

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「佳人薄命」の使い方

  1. 佳人薄命とはいえ、こんなにも早く彼女が亡くなるとは思わなかった。

「佳人薄命」の由来

中国の北宋時代(960~1127年)に活躍した詩人である蘇軾[そしょく]の詩『薄命佳人詩』が由来です。

双頰凝酥 髪抹漆,(両方の頬はきめ細かくしっとりしていて、髪の毛は漆[うるし]を塗ったようで、)

眼光入簾 珠的皪 (眼は御簾[みす:宮殿で用いるすだれ]に入ると真珠のようにきらきら輝いている。)

 

故将白練 作仙衣, (出家した身であるため、白絹[しろぎぬ]を法衣として)

不許紅膏 汚天質 (紅[べに:チークやリップ]でその肌を汚すのは許されない。)

 

呉音嬌軟 帯兒痴 (呉[ご]の方言は愛くるしくて、子供のように無邪気な感じがする。)

 

无限閑愁 総未知 (世の中の数限りない悩みや心配事も知らないでいる。)

自古佳人 多命薄(古くより佳人は多く薄命である。)

 

閉門春尽 楊花落 (門を閉ざすうちに春が終わり、柳の種子も飛んでいってしまった。)

 

上記のように、「佳人薄命」が言及されています。

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「佳人薄命」の類義語

佳人薄命には以下のような類義語があります。

  • 美人薄命(びじんはくめい):美しい人は、病弱であったり、数奇な運命にあったりして、短命な者が多いということ
  • 才知多病(さいちたびょう):才能や知恵にすぐれた人は、からだが弱くて病気がちであるということ。
  • 紅顔薄命(こうがんはくめい):美しい人はその美しさのために不幸に陥るものが多いということ。

 

「才知多病」の「才知」と「多病」の2つの熟語で構成されています。「才知」は「頭が良い」や「才能や知恵」という意味です。「多病」は「病気になることが多いこと」という意味です。

 

「紅顔薄命」は「紅顔」と「薄命」の2つの四字熟語から構成されています。「紅顔」は「婦人の麗しい容貌」という意味です。「薄命」は先述の通り、「薄命」は「不運であること。運命に恵まれないこと」と意味です。また、「短命」の意味にも用います。

「佳人薄命」の英語訳

佳人薄命を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • The fairest flowers soonest fade(最も美しい花は一番最初に枯れる)
  • Beauty and long life seldom go hand in hand(美しさと長い人生はめったに共存できない)
  • Beautiful women are liable to misfortune(綺麗な人は不幸になりがちだ)
  • God takes soonest those he love the best (神は最も愛する者から早く連れていく)
  • (Those) Whom the gods love die young (神に愛されたものが若くして死ぬ)
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まとめ

以上、この記事では「佳人薄命」について解説しました。

読み方 佳人薄命(かじんはくめい)
意味 美人は生まれつき病弱であったり、数奇な運命にもてあそばれたりして、不幸な者や命短い者が多いということ。
由来 蘇軾(そしょく)の詩『薄命佳人詩』より
類義語 美人薄命、才知多病、紅顔薄命
英語訳 The fairest flowers soonest fade(最も美しい花は一番最初に枯れる)、Beauty and long life seldom go hand in hand(美しさと長い人生はめったに共存できない)など

佳人薄命の由来が中国の詩にあると聞くと一見難しく見えますが、意味は漢字からも読み取れる簡単なものです。これを機会に覚えましょう。

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