四字熟語「順風満帆(じゅんぷうまんぱん)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「順風満帆(じゅんぷうまんぱん)」です。

言葉の言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「順風満帆」の意味をスッキリ理解!

順風満帆(じゅんぷうまんぱん):ものごとが順調に運ぶこと。

「順風満帆」の意味を詳しく

「順風(じゅんぷう)」は、船が進もうとする方向に向かって吹く風のことです。つまり追い風のことです。「風」は、ものごとの「移り変わり」や「なりゆき」のことをたとえた表現として使われます。

「満帆(まんぱん)」は、帆を限界まで張ることを言います。なお、「まんぽ」と読むのは誤りです。

「船が、限界まで張った帆に追い風を受けて、快調に進む」というイメージから、「ものごとが順調に運ぶ」という様子を言い表します。

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「順風満帆」の使い方

  1. 私の人生は、まさに順風満帆だ。
  2. なにごとも順風満帆に行けばいいのに。
  3. プロジェクトの進行は、今のところ順風満帆と言える。

「順風満帆」の類義語

順風満帆には以下のような類義語があります。

  • 一路順風(いちろじゅんぷう):自分が思う通りの方向へ、まっすぐ無事に進んでゆくこと。
  • 上昇気流(じょうしょうきりゅう):ものごとが全て順調に進むこと。
  • 一路平安(いちろへいあん):道中が順調または無事であることを祈る言葉。

一路順風の「一路」は、「一筋のまっすぐな道」を表します。「どこまでもまっすぐな道を、追い風を受けて進む」というイメージから転じて、「自分が思う通りの方向へ、まっすぐ無事に進む」という意味合いを持つ言葉です。

 

上昇気流は、大気の中で、上に向かう空気の流れのことです。鳥たちが上昇する空気の流れに乗って空高く飛ぶ様子から、ものごとが全て順調に運ぶことを表します。「上昇気流に乗る」といった形で使われます。

一路平安は、旅人を見送るときに使われる言葉で、主に手紙に用いられます。出発する旅人の道中が、無事であるように祈る言葉なのです。

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「順風満帆」の対義語

順風満帆には以下のような対義語があります。

  • 天歩艱難(てんぽかんなん):ものごとがうまくいかず、悩み苦しむこと。
  • 波乱万丈(はらんばんじょう):変化が激しいこと。

天歩艱難は、天の動きが順調でなく、運命のめぐり合わせに恵まれず、また時の流れに乗ることができないために、悩み苦しむ様子を表します。

 

波乱万丈は、波の高低が激しいことを意味します。また変化がとても激しいことのたとえです。

水面が激しく波立つ様子そのものを表す言葉です。「波が激しい」というイメージから、道のりが「激しく劇的に変化し、決して楽ではない」という様子を表します。「波乱万丈の人生」といった形で使われます。

「順風満帆」の英語訳

順風満帆を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • smooth sailling
    (順風満帆)
  • have favorable winds
    (順風満帆)
  • go smoothly up
    (順調に進む)
  • satisfactorily
    (申し分ない)

1つ目の表現の “smooth” は、ものの表面が「なめらかな」という意味のほかに、ものごとが「順調な」という意味を持つ形容詞です。 “sailling” は “sail” という単語が変化したものです。「順調に海をわたること」というニュアンスの表現です。

“sail” は、名詞として使う場合は「帆」を意味し、動詞として使う場合は「海をわたる」という意味になります。 “sailling” の形に変わることで、動詞の性質を持ちながら「海をわたること」「航行(こうこう)すること」という名詞のような働きをします。

 

2つ目の訳にある “have” は、自分の身近なところや手元に何かを「もっている」「おいておく」「つかまえておく」という意味を持つ動詞です。 “favorable” は、ものごとや状況が「好都合な」「有利な」という様子を表すの形容詞です。

“winds” は、風を表す“wind” という名詞の複数形です。 “wind” は、形のない「風」を表すため、数えられない名詞です。しかし「冷たい風」「強い風」というように、風の性質や種類を表す場合は、数えられる名詞になり、複数形に変わることができます。

ですから、 “have favorable winds” の形で、「好ましい風を受ける、つかまえる」という意味になります。

 

3つ目の “go up” は、「上昇する」「あがる」「のぼる」という意味の表現です。 “go” と “up” の間に、「すらすらと」という意味の “smoothly” が入り、「ものごとが順調に進む」という意味になります。

4つ目の “satisfactorily” は、「申し分なく」「満足いくように」という意味の副詞です。ものごとが順調である様子を表現するときに、よく使われる単語です。

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まとめ

以上、この記事では「順風満帆」について解説しました。

読み方 順風満帆(じゅんぷうまんぱん)
意味 ものごとが順調に運ぶこと
類義語 一路順風、上昇気流、一路平安など
対義語 天歩艱難、波乱万丈など
英語訳 smooth sailling(順風満帆)など

良い風に乗ってしまえば、周りの状況が常に移り変わるなかで、自分の能力を存分に発揮してものごとを進められます。重要なことは、風の良し悪しを見極めること、そして風に乗るのに良いタイミングを見計らうことです。

また、良い風をとらえられるように、帆を張る準備をしておきましょう。

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