ことわざ「掃きだめに鶴」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「掃きだめに鶴(はきだめにつる)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「掃きだめに鶴」の意味をスッキリ理解!

掃きだめに鶴(はきだめにつる):つまらないものの中に、ひときわ優れているものや美しいものがあること

「掃きだめに鶴」の意味を詳しく

「掃きだめに鶴」とは、つまらないものの中にひときわ優れているものや美しいものが混ざっていることです。平凡な集団の中に、その場に似合わないような優秀な人や、綺麗な人が混ざっているという場合に使います。

「ごみために鶴」や「塵塚(ちりづか)に鶴」と表すこともあります。

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「掃きだめに鶴」の使い方

  1. ミスコンで優勝した彼女は、この町では掃き溜めに鶴のような存在だ。
  2. 私の学校の吹奏楽部は特に有名ではないが、彼の演奏するトランペットは素晴らしい。彼はまさに掃き溜めに鶴である。

①は、町にいる人の中に、ひときわ美しい人がいるという意味で使用しています。

②は、平凡な吹奏楽部の中に、1人だけずば抜けて楽器が上手な人がいるという意味で使っています。

鶴にあたる人にとっては、褒め言葉になります。しかし、掃き溜めにあたるグループには失礼になることがあるので、注意が必要です。

「掃きだめに鶴」の由来

掃き溜めとは、ゴミをまとめて置いておく場所のことです。ゴミ捨て場に美しい鶴が舞い降りたという状況が由来になっています。

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「掃きだめに鶴」の類義語

「掃きだめに鶴」には以下のような類義語があります。

  • 鶏群の一鶴(けいぐんのいっかく):平凡な人が集まった集団の中に一人だけ優れた人がいること
  • 珠玉の瓦礫にあるが如し(しゅぎょくのがれきにあるがごとし):素晴らしい人が平凡な集団の中に混じっていること
  • 天水桶に竜(てんすいおけにりゅう):普通の桶のようなつまらないところに優れたものがあること

「掃きだめに鶴」の対義語

「掃きだめに鶴」には以下のような対義語があります。

  • 千石見晴らしの田でないと鶴は下りぬ(せんごくみはらしのたでないとつるはおりぬ):大したことのない地位には立派な人はいないこと
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「掃きだめに鶴」の英語訳

「掃きだめに鶴」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • A jewel in a dunghill
    (糞山の中の宝石)

まとめ

以上、この記事では「掃きだめに鶴」について解説しました。

読み方掃きだめに鶴(はきだめにつる)
意味つまらないものの中に、ひときわ優れているものや美しいものが混ざっていること
由来ゴミ捨て場に美しい鶴が舞い降りたという状況が由来
類義語鶏群の一鶴、珠玉の瓦礫にあるが如しなど
対義語千石見晴らしの田でないと鶴は下りぬ
英語訳A jewel in a dunghill(糞山の中の宝石)

私たちは、常に他人と比べられる環境にいます。しかし、時には他人と比較せずに、自分自身の過去と今を比べることも大切なことかもしれません。

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