「順不同(じゅんふどう)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「順不同(じゅんふどう)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「順不同」の意味をスッキリ理解!

順不同(じゅんふどう):並べ方に一定の基準がないこと

「順不同」の意味を詳しく

「順不同」とは、「並べ方に一定の基準がないこと」という意味です。しかし、これはただランダムな順番を表しているのではありません。

「順不同」は、「出席者一覧」のような氏名のリストに添えられることが多いです。このようなリストにおける順番は、ビジネスであれば「役職順」、通常であれば「五十音順」などと一定の基準で並べるのがマナーとなっています。

ただし、役職などが分からない場合や、立場の上下をぼやかしたい場合などは、必ずしも順番を気にせずに並べてもいいことになっています。そのような際に「この順番は立場や尊卑に関係なく並べられていますよ」という意味合いを示すために、リストに「順不同」と添えられるのです。

 

ちなみに、「順不同」は「順序不同」を略した形です。

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「順不同」の使い方

「順不同」の使い方の例として、以下のような文が挙げられます。

  1. 今回のミーティングの出席者は、資料の1ページ目に順不同、敬称略で記載されています。
  2. 来賓(らいひん)客が順不同で紹介された。
  3. 選択肢ア~オの中から、正しい答えを2つ選びなさい。(解答は順不同とする)

上記の例文のように、「順不同」はリストなどの但し書きとして使われるのが一般的です。

①の例文にあるように、「順不同」は「敬称略」と共に用いられることがあります。通常は氏名を記載する場合、「様」や「役職名」を後に付けるのが礼儀です。しかし、簡易的に済ませたい時などは「敬称略」と添えて省略することが可能です。

ただし、社外の人の氏名をリストに記載する場合などに、「順不同」や「敬称略」とするのは失礼にあたります。気を付けましょう。

 

②は、学校の入学式や卒業式で聞かれるフレーズですよね。紹介する順番が、立場と関係ないことを示すために、紹介前に「順不同で」と一言添えておくのです。

③のようにテストの問題文に「順不同」が用いられることもあります。例文にある問題文の場合、「順不同」は「あいうえお順に答えを書かなくても正解とする」という意味を持ちます。

つまり、答えが「ア」と「ウ」であった場合に、「ウ」「ア」の順番で書いても正解だということです。

「順不同」の類義語

順不同には以下のような類義語があります。

  • 無作為(むさくい):偶然にまかせること
  • 適当:やり方などが、いいかげんであること

これらの熟語は、「順番に決まりがない」という意味を表しているという点で「順不同」と共通しています。ですが、「立場関係なく並べられている」という意味合いの「順不同」とそれぞれの語が持つニュアンスは異なっています。

「無作為」は、「偶然」という意味合いが強くあります。「無作為に並べた順番」といえば、「くじ引きなどによって公平に順番を作成した」という意味を持ちます。

「適当」は、主に悪い意味で使われます。「適当な順番」といえば、「本来は決まった順番でリストを作成すべきところを、何も考えずに並べた」というニュアンスを持ちます。

 

これらの類義語のニュアンスの違いを理解して、上手く使い分けましょう。

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「順不同」の英語訳

順不同を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • in no particular order
    (特別な順番ではない)

英語で「順不同」の意味を表したい場合、文の最後に “in no particular order” と付けましょう。

“particular” とは、「特定の」という意味です。

まとめ

以上、この記事では「順不同」について解説しました。

読み方 順不同(じゅんふどう)
意味 並べ方に一定の基準がないこと
類義語 無作為、適当
英語訳 in no particular order(特別な順番ではない)

「順不同」は、ビジネスシーンなど公式な場でのマナーに関わる重要な言葉です。

いざ「順不同」という言葉を使う場面が来た時のために、しっかりと意味と使い方を理解しておきましょう。

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