「ジュース」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ジュース」です。

「ジュース」の意味や使い方、語源、類義語、いろいろな「ジュース」の英語名、「ジュース」に関する法律についてわかりやすく解説します。

スポンサードリンク

「ジュース」とは?

ジュース(juice):果実や野菜の汁、またはそれに似せた飲料のこと

「ジュース」の意味を詳しく

「ジュース」とは、果実や野菜の汁、またはそれに似せた飲料のことです。

「ジュース」とは、本来は「野菜や果実の汁」という意味です。

そのため「果汁100%飲料」だけでなく、料理にかけるレモン汁なども「ジュース」と言えます。

しかし、日本では、このようなそのままの飲料を目的としない果実の汁を「ジュース」と呼ぶのは一般的ではありません。

 

また、現在の日本の食品表示基準では「ジュース」は100%果汁のことを指すと定められています。

果実が50%以上入っているものを「果汁飲料」と言い、10~50%のものを「果汁入り清涼飲料」と呼ぶと定められています。

「果実が入ってはいるが100%ではない飲料」のことは「果実入り飲料」と表記しなければいけません。

 

しかし、普段の生活の中では、果実の入っていない炭酸飲料なども「ジュース」と呼ぶことが多いです。

日常生活の中では基本的に、果実の含有量には関係なく、甘いソフトドリンクを「ジュース」と言って問題ありません。

スポンサードリンク

「ジュース」の使い方

  1. 朝食はパンとオレンジジュースだと決めている。
  2. グレープフルーツジュースは苦みが強いから好きじゃない。
  3. ジュースの飲みすぎは体に悪いよ

「ジュース」の語源

「ジュース」の語源は英語の “juice” です。

ただし、この “juice” は「野菜や果実の汁」という意味で「甘いソフトドリンク」という意味はありません。

また、「〇〇の汁を絞る」という動詞としての意味もあります。

 

もとは、「汁」という意味のラテン語 “jūs” から生まれた言葉です。

これが古期フランス語を通じて英語の “juice” になりました。

現在のフランス語でも “jus” は果汁を表す言葉として使われています。

スポンサードリンク

「ジュース」の類義語

「ジュース」には以下のような類義語があります。

  • ソフトドリンク:アルコールを含まない飲料のこと
  • 清涼飲料:ノンアルコールで味や香りがある飲料水
  • 炭酸飲料:炭酸を含んだ清涼飲料

いろいろな「ジュース」の英語名

「サイダー」の英語名

日本では、三ツ矢サイダーなど、甘くて無色の炭酸飲料を「サイダー」と言います。

これらの飲料を英語では “soda pop”と呼びます。

“soda” の部分は日本語でも「ソーダ」という言葉があるのでわかりやすいと思います。

英語でただの “soda”と言えば「炭酸水」という意味になります。

後半のpopの部分は、「サイダー」を開けた時の「ポンッ」という効果音がもとになっているようです。

 

また、英語での「サイダー」の意味はアメリカとイギリスで異なります。

アメリカでは「サイダー」とは、炭酸入りのリンゴジュースのことを指します。

また、イギリスでは炭酸入りのリンゴ酒を指します。

ちなみに、フランス産のリンゴ酒は「シードル」と言います。

「コーラ」の英語名

「コカ・コーラ」は英語でも “Coca-cola” です。

しかし、 “Coca-cola” ではなく、その愛称の “Coke” というのが一般的です。

また、「コカ・コーラ」のライバルである「ペプシ」はそのまま “pepci” と呼びます。

日本ではただの「コーラ」と言えば、「コカ・コーラ」や「ペプシコーラ」を指します。

それに対して、英語圏では “cola” とは「ペプシ」でも「コカ・コーラ」でもないその他のコーラのことを指すようです。

 

そのため、 “cola” と言う機会は少ないです。

日本人が英語圏で「コーラ」と言ったらなぜか水が出てきた、という話をよく聞くと思います。

これは英語圏では “cola” という言い方があまりメジャーではなく、さらに日本人の “cola” の発音が「水」という意味の “water” に発音が似ているので起こる勘違いです。

「ラムネ」の英語名

夏祭りでよく見るのが「ラムネ」です。

これはビー玉の入った瓶に詰められた炭酸飲料のことです。

「ラムネ」の中身は「サイダー」と同じなので英語では “soda pop” 言えば問題ありません。

 

「ラムネ」は、明治時代、文明開化のころに「レモネード(lemonede)」を参考にして開発されました。

名前も「レモネード」が訛って「ラムネ」になりました。

しかし、実際の「ラムネ」は「レモネード」ではなく「サイダー」に近いので “soda pop” で問題ありません。

スポンサードリンク

「ジュース」に関する法律

上でも述べたように「ジュース」と表記できる飲料水には法律があります。

1960年代までは、日本にこのような法律はありませんでした。

そのため、果実100%ではない飲料水や果実の一切入っていない飲料も「ジュース」と表記して販売されていました。

 

1960年代にはいると主婦連合会などの消費者団体を中心に「不良ジュース追放運動」が行われるようになりました。

これは「果汁100%以外の飲料は『ジュース』と名乗ってはいけない」という主張の運動です。

この運動を受けて、1967年にJAS法が制定されました。

 

JAS法は、正式名称を「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」と言います。

このJAS法によって「果汁100%のもの以外は、『ジュース』という名称で販売できない」ことが法律で定められました。

ただし、糖類やはちみつが少量入っているものも「ジュース」と表記できる場合があるなど例外もあります。

まとめ

以上、この記事では「ジュース」について解説しました。

英語表記 ジュース(juice)
意味 果実や野菜の汁、またはそれに似せた飲料のこと
語源 「果実」という意味の英語 “juice” から
類義語 清涼飲料、炭酸飲料、ソフトドリンク
いろいろな「ジュース」の英語名 “soda pop” “coke”
「ジュース」に関する法律 JAS法

「ジュース」は日常生活の中でも非常によく使う言葉です。

しかし、細かい意味や英語との違いなど、新しい発見も多かったと思います。

この機会に使いこなせるようになりましょう。

スポンサードリンク