「次点(じてん)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「次点(じてん)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「次点」の意味をスッキリ理解!

次点(じてん):最高点の次の得点や、入賞や当選に至らなかった中でもっとも評価の高い人のこと

「次点」の意味を詳しく

「次点」とは、最高点の次の得点のことです。ただし、必ずしも最高得点の一点下であるわけではないので注意しましょう。

たとえば、得点ごとに順位がつけられているとき、最高点が98点で二位の人の得点が95点だったとします。その場合は「次点」は「95点」であり、「97点」にはなりません。

また、「次点」には、入賞や当選に至らなかった人の中で、もっとも高い評価を得た人のことも指します。得点の場合の「次点」は「二番目の人」というイメージが強いですが、こちらの「次点」は、「惜しくも基準に届かなかった人」という印象を与えます。

「次点」はどちらの意味の場合でも、「惜しくも届かなかった」という、少しネガティブなイメージを含む言葉になります。

「次点」の使い方

  1. いつも学年最高点の彼が、今回のテストでは次点だったそうだ。
  2. あの有名な賞に応募し次点であっただけでもすごいことだとは思うが、いいところまで残った分、彼女自身は非常に悔しそうだった。
  3. その芸能人は選挙に出馬し注目を浴びたが、結局次点止まりで終わった。

上記の例文のように、「次点」は成績に関わるものが、すでに発表されて結果となった場合に多く使われます。

①の例文では、「彼」が最高点を逃し、二番目になったということが「次点だった」という言葉からわかります。

②の例文では、「あの有名な賞」にあと一歩のところで届かなかった様子を「次点であった」と表現しています。

③の例文では、「その芸能人」が、一定の支持を集めたが選挙で選出されるには至らなかったという結果について「次点止まり」と言っています。

「次点」の類義語

次点には以下のような類義語があります。

  • 二番:一番目の次
  • 二着:二番目にゴールした者
  • 次席:席次が二番目であること

「二番」「二着」「次席」はどれも、「一番目の次である」という意味が「次点」と共通します。

「二番」は広い場面で使えます。一方で、「二着」は徒競走や競馬など、特定のゴールにたどり着いた順番を表す場合にのみ使えます。

「次席」は、偶然席次が二番目である場合にも使われますが、「次点」と同様に、「成績が二番目である」という意味で使われることも多いです。

「次点」の英語訳

次点を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • second largest number
    (二番目に大きな数)
  • the runner up
    (準優勝者)
  • the next highest number of vote
    (得票数の二番目)

単純に数値の大きさが二番目である場合には、 “second largest number” がシンプルな表現になります。

大会など、明確に順位づけを評価するような場合、「二番目に成績のよい人」という意味で “the runner up” を使うことができます。

一方、 “the runner up” は、選挙などの「次席」を表現したい場合には向きません。選挙の場合には “the next highest number of vote” を使いましょう。

 

「受賞者が複数人いる場合の、受賞しなかった中でもっとも評価の高い人」というニュアンスを伝えるのは難しいです。

そういう場合には無理に一文で伝えようとせず、二文に分けて伝えるのも一つの手です。

まず一文目に「受賞者は何人である」と表現し、二文目で“the next highest number of vote” を応用し、 “the next highest number of〜” の形にするとわかりやすくなります。

“the runner up” や “the next highest number of vote” についている冠詞theは、「〜の人」という意味を付け加える冠詞です。

theがつくことで特定の人を表す名詞句になるため、冠詞aに置き換えないように注意しましょう。

まとめ

以上、この記事では「次点」について解説しました。

読み方次点(じてん)
意味最高点の次の得点や、入賞や当選に至らなかった中でもっとも評価の高い人のこと
類義語二着、二番、次席
英語訳second largest number(二番目に大きな数)

「次点」はときどき使用される言葉なので、要点をしっかりと押さえておきましょう。