「自意識」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「自意識(じいしき)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「自意識」の意味をスッキリ理解!

 自意識(じいしき):周囲と区別された自分についての意識。

「自意識」の意味を詳しく

「自意識」とは、自分自身についての意識・他人と区別された自我としての意識のことです。

「自意識」には、主に以下のような意味があります。

  1. 自己が同一のものであると認識すること
  2. 自分は他者とは違うと感じること

①の「自己が同一のものであると認識すること」とは、自分は何者なのかを認識し、自分の像を1つに定めることです。アイデンティティという名称で呼ばれることもあります。逆に自己が同一だと認識できていない状態は、多重人格などの障害として表れます。

②の「自分は他者とは違うと感じること」は、他者に対して優越感を感じられることとも言えます。「世間体を気にすること」「自分が周りからどのように見られているかを気にすること」というニュアンスも含まれます。

一般に「自意識」は中学生のころに強くなることが多く、「自意識」が確立する時期は無理に背伸びをしたり、「自分は他人とは違う特別な存在」と思ったりします。こうした言動は、俗に「中二病・厨二病」と呼ばれることもあります。

「自意識」の使い方

  1. 自意識を確立する。
  2. あの人は自意識が過剰だ。
  3. 中学生の自意識は強い。

①の例文での「自意識」は、「自分自身についての意識」の意味で使われています。自分の中で、確固たる自己を定めることができたということです。

②③の例文での「自意識」は、「他人と区別された自我としての意識」の意味で使われています。他者から見える自分を気にすることを言うため、自分の外見や学歴を気にしすぎたり、人目を意識しすぎて緊張したりする人などが該当します。

「自意識」の類義語

「自意識」には以下のような類義語があります。

  • 自己認識:自己を他者とは別の個人であると認識すること
  • 自我:自分自身に対する意識や観念のこと
  • 自我意識:自我について向いている意識
  • 自己意識:自分自身に意識が向けられること

「自己意識」は、自分自身についての意識のことです。

「自我」「自我意識」「自己意識」は、自分は他者とは違うと感じることです。

「自意識」の対義語

「自意識」には以下のような対義語があります。

  • 自己喪失:自己を見失うこと
  • 無意識:自分が自分の行為に気がつかないこと
  • 無頓着:全く気にかけないでいること

「自己喪失」とは、当事者能力を失っており、自分で自分をコントロールできない状態のことを指します。

また、すでに解説したとおり、「自意識」には「自分は他者とは違うと感じること」という定義もあります。この定義には、優越やうぬぼれという意味合いも含まれます。

つまり、「他者より自分の方が秀でていると思うこと」や、「自己を愛すること」と対極にある「無意識」「無頓着」という言葉も、「自意識」の対義語になります。

「自意識」の英語訳

「自意識」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • self-consciousness
    (自己意識)
  • self‐recognition
    (自己認識)
  • ego‐consciousness
    (自我意識)

「too self‐conscious(自意識過剰)」「thin‐skinned(皮膚が薄い≒感じやすい)」と表現することもできます。

まとめ

以上、この記事では「自意識」について解説しました。

読み方自意識(じいしき)
意味周囲と区別された自分についての意識
類義語自己意識、自己認識、自我意識など
対義語自己喪失、無意識、無頓着など
英語訳self-consciousness(自己意識)、self‐recognition(自己意識)、ego‐consciousness(自我意識)

「自意識」は抽象的で難しい言葉ですが、正しく理解してきちんと使いこなしましょう。