「ジゴロ」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ジゴロ」です。

「ジゴロ」の意味・使い方・語源・類義語・対義語・関連語「天然ジゴロ」「ヒモ」との違いについてわかりやすく解説します。

「ジゴロ」の意味をスッキリ理解!

ジゴロ:年上の女性に養ってもらっている男性

「ジゴロ」の意味を詳しく

「ジゴロ」とは、年上の女性に養ってもらっている男性のことです。

一見、自立していないだらしない男性のことを指しているようですが「ジゴロ」は、女性が貢ぎたくなる独特な魅力のある男性であるということが重要です。良い意味でも悪い意味でも使われます。

また、本来の意味から転じて「遊び人」や「女たらし」という意味で使われることもあります。

「ジゴロ」の使い方

  1. 会話がうまくルックスも良い彼は、富裕層の女性に人気のジゴロである。
  2. ジゴロの彼には、同性の自分でもわかる魅力がある。
  3. 会うたびに違う女性を連れている彼は生粋のジゴロだ。

①の例文には、女性たちに人気のジゴロについて書かれています。

②の例文には、同性から見たジゴロの魅力について書かれています。ジゴロに憧れをもつ男性もいます。

③の例文は「女たらし」という意味での「ジゴロ」の使い方です。

「ジゴロ」の語源

「ジゴロ」の語源はフランス語の “gigolo” です。

“gigolo”はフランス語で「若いツバメ」を意味する言葉です。そこから、年上の女性に養われている男性という意味として使われるようになりました。年下や同い年の女性に養われていても「ジゴロ」とは言いません。

また、辞書には「ジゴロ」は「エレガントな(洗練された)若者で、どのように生きているのか不明の者」と書かれていて、洗練されていることが条件付けされています。

「ジゴロ」の類義語

「ジゴロ」には以下のような類義語があります。

  • プレイボーイ:男の遊び人
  • レディキラー:女たらし
  • 色事師(いろごとし):情事のたくみな男
  • 男妾(おとこめかけ):女に囲まれて情事の相手をする男
  • ツバメ:年上の女の愛人となっている男
  • スケコマシ:甘い言葉で女を騙す男

「ジゴロ」が若いツバメの比喩から派生した言葉であるように、類義語の多くも遊び心のある言葉が多いです。

「レディキラー」は、飲みやすいがアルコール度数の高いカクテルの名前としても使われます。

「スケコマシ」は「スケ」が女を表し「コマシ」が騙すことを表します。

「ジゴロ」の対義語

以下は「ジゴロ」の対義語です。

  • ジゴレット(gigolette):キャバレーなどの女性ダンサー
  • 妾(めかけ):既婚の男性が妻以外に経済的援助をする女性

関連語「天然ジゴロ」「ヒモ」との違い

「ジゴロ」の関連語に「天然ジゴロ」や「ヒモ」という言葉があります。

  • 天然ジゴロ:女性がほれるような行動を無意識にしてしまう男性
  • ヒモ:女性に養われている男性

「ジゴロ」と同じ意味で使われることもありますが、厳密には違います。

「ジゴロ」と「天然ジゴロ」の違い

「ジゴロ」と「天然ジゴロ」には以下のような違いがあります。

  • ジゴロ:女性に好かれる行動を意識的に行っている
  • 天然ジゴロ:無意識に女性をほれさせてしまう

「ジゴロ」と「ヒモ」の違い

「ジゴロ」と「ヒモ」には以下のような違いがあります。

  • ジゴロ:養う女性が年上である
  • 天然ジゴロ:養う女性の年齢は関係ない
また「ヒモ」には「ジゴロ」のように男性的魅力があることは条件となっていません。

まとめ

以上、この記事では「ジゴロ」について解説しました。

英語表記ジゴロ
意味年上の女性に養われる男性
語源フランス語 “gigolo” (若いツバメ)
類義語プレイボーイ、レディキラー、色事師、男妾、ツバメ、スケコマシなど
対義語ジゴレット、妾

『源氏物語』や『好色一代男』など、遊び好きな男の物語は昔から数多く創られてきました。物語の主人公たちのダーティでありながらも洗練された生き方は世代を超えて人々を惹きつけます。そのような生き方をする男性が愛されるというのは、おもしろいことですね。