「逸材(いつざい)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「逸材(いつざい)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「逸材」の意味をスッキリ理解!

逸材(いつざい):人並みでなくすぐれた才能を持つ人

「逸材」の意味を詳しく

「逸材」とは、人並みでなくすぐれた才能を持つ人のことです。

「逸」という字には「抜きん出る」「すぐれる」という意味があります。また、「材」という字には「才能」や「才能を持つ人」という意味があります。

これらの意味が組み合わさり、「抜きん出た才能を持つ人」という意味になります。

「逸材」の使い方

  1. 彼は10年にひとりの逸材だ。
  2. あの野球チームは逸材ぞろいで、とてもじゃないが平凡なチームが勝てる相手じゃない。

上記の例文のように、「逸材」は「〇〇の逸材」「逸材ぞろい」などといった定型文で使われる傾向があります。

①の例文のように、「逸材」を「天才」などと言い換えても意味が通じる形で使う場合があります。この例文では、「彼」が非凡な才能を持つことを「10年にひとりの逸材」という言葉で表現しています。

また、②の例文では、非凡な才能を持った人物が多数集まっていることに対し、「逸材ぞろい」という言葉が使われています。

「逸材」の類義語

逸材には以下のような類義語があります。

  • 天才:生まれつき才能を持って生まれた人
  • 俊才(しゅんさい):他の人よりもすぐれた才知を持った人
  • 鬼才(きさい):人間離れしてすぐれた才能を持つ人
  • 秀才:学問の才能がある人
  • 英才:非常に優れた学問の才能を持つ人

「天才」「俊才」「鬼才」「秀才」「英才」は、「すぐれた才能を持つ人」という意味の言葉です。

「天才」は、「天から与えられた才能」「生まれ持った才能」というニュアンスが強い言葉です。最近では「努力する人こそ天才である」という見方もありますが、一般的には、「本人の努力に関係なく、生まれたときに持っていた能力が優れている」という場合で使われます。

「俊才」は広く才能や才知にすぐれている人のことを指します。他の言葉よりも使用頻度が少なく、あまり馴染み深くない言葉ではありますが、指す範囲が広く使いやすいです。

 

「鬼才」は、さらに「人並み外れた才能」というニュアンスが強くなる言葉です。他の言葉があくまでも「人間として優れている」という場合に使われるのに対し、「鬼才」は「人間とは思えないほどの才能」という意味があります。

「鬼才」は、「天才」「俊才」「秀才」「英才」をしのぐ、最上級の才能だと言えます。

「秀才」「英才」は、特に学問がすぐれている場合に使います。「秀才」は「努力して学問の力を身につけた」場合、「英才」は「もともと学問に優れている」という場合に多く使われます。

これらの言葉にはそれぞれに細かい違いがあるため、うまく区別できるようにしましょう。

「逸材」の対義語

逸材には以下のような対義語があります。

  • 鈍才:頭が鈍い人

「鈍才」とは、才能がないだけでなく、機転の働かず頭の回転が遅い人のことです。

人をさげすんで言う言葉であるため使う機会は限られますが、覚えておくとよいでしょう。

「逸材」の英語訳

逸材を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • a talent of person
    (才能のある人)
  • genius
    (天才)

“a talent of person” もgeniusも、どちらも「才能を持つ人」という意味になります。geniusについては、特に「科学や芸術の天才」というニュアンスが強くなるため注意が必要です。

使いたい場面に応じて書き換えていきましょう。

まとめ

以上、この記事では「逸材」について解説しました。

読み方逸材(いつざい)
意味人並みでなくすぐれた才能を持つ人
類義語天才、俊才、英才など
対義語鈍才
英語訳a talent of person(才能のある人)

「逸材」は「天才」などと似た言葉ですが、適切に使い分けられるとうまく人を褒めることができる言葉でもあります。違いを押さえてしっかりと使い分けていきましょう。