四字熟語「一言居士(いちげんこじ)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「一言居士(いちげんこじ)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「一言居士」の意味をスッキリ理解!

一言居士(いちげんこじ):何事につけても、ひとこと言わなければ気が済まない人のこと。

「一言居士」の意味を詳しく

「一言居士」とは、「一言」と「居士」という2つの単語から構成されています。

まず、「一言」とは、ひとことのことです。

「一言居士」の「居士」は、もともとは仏教用語です。出家せず、一般的な生活を送りながら仏教の修業をする男子のことを指しました。

しかし、時代の流れとともに、ある特徴や性格を持つ人のことを「〇〇居士」と呼ぶようになりました。そこから、「ひとこと多く非難してくるような、ひねくれた人物」のことを、「一言居士」と呼んでからかうようになったのです。

 

この成り立ちを踏まえると、「一言居士」とは、何事につけてひとこと多い人のことを、親しみやからかいを込めて指す言葉であることが分かります。

したがって、「一言居士」という四字熟語は、ただネガティブな意味だけでなく、好意も含む場合があることに注意しましょう。

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「一言居士」の使い方

  1. 彼は一言居士な性格なので、周囲から嫌がられる。

  2. 彼は一言居士なところがあるが、それは会社のことを誰よりも考えているからだ。
  3. 母は一言居士な面があり、私の友人関係にまで口を出す。

例文からも分かるように、「一言居士」は、受け止め方によって、ネガティブな意味にもポジティブな意味にも捉えられる熟語です。

どう捉えられるかは、その人の普段の行いや、性格によっても左右されると言えます。

「一言居士」の類義語

一言居士には以下のような類義語があります。

  • 頑固一徹(がんこいってつ):非常に強情(ごうじょう)で、自分の考えや態度を押し通そうとすること。
  • 一徹短慮(いってつたんりょ):思い込みで行動し、良く考えないこと。
  • 偏狭頑固(へんきょうがんこ):心が偏っており、頑な(かたくな)なこと。
  • 漱石枕流(そうせきちんりゅう):自分の間違いを認めず、負け惜しみばかりを言うこと。

なお、「直言居士」と言う四字熟語は、「一言居士」と漢字の並びが似ています。しかし、「直言居士」は類義語ではありませんので、注意しましょう。

なぜなら、「直言居士」は「相手が誰であろうと恐れずに、良いことは良いと言い、悪いことは悪いと言える人」ということを表し、「一言居士」とは意味がまったく異なるからです。

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「一言居士」の英語訳

一言居士を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • have anything to say about everything
    (何事にも発言する)
  • always wants to comment on any subjects
    (常に、何事にも発言したがる)

まとめ

以上、この記事では「一言居士」について解説しました。

読み方 一言居士(いちげんこじ)
意味 何事につけても、ひとこと言わなければ気が済まない人のこと。
類義語 頑固一徹、一徹短慮、頑固偏狭、漱石枕流など
英語訳 have anything to say about everything(何事にも発言する)など

何事においても、自分の意見をしっかり伝えることは大切です。

しかし、度を越した発言や、自分のことしか考えない発言は、他人の反感を買うことになりかなません。

状況や場の雰囲気を考慮した発言を心がけましょう。

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