「アイソレーター」とは?意味と使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「アイソレーター」です。
「アイソレーター」の意味、使い方、語源、類義語についてわかりやすく解説します。

「アイソレーター」の意味をスッキリ理解!

アイソレーター(isolator):振動・騒音の絶縁装置・絶縁体・閉鎖環境内で作業するためのシステム

「アイソレーター」の意味を詳しく

「アイソレーター」とは、振動・騒音の絶縁装置・絶縁体・閉鎖環境内で作業するためのシステムのことです。

「アイソレーター」には、上のように大きく分けて3つの意味があります。使われる分野によって異なるので、それぞれの意味と使われる分野を見ていきましょう。

「振動・騒音の絶縁装置」という意味

建築の分野では「アイソレーター」は「振動・騒音の絶縁装置」という意味で使われます。

いわゆる免震構造(めんしんこうぞう)のための装置のことです。免震構造とは、「地震の震動が地盤から建物に伝わるのを防ぐ仕組み」のことです。

建物の基礎の部分に特殊なゴム層などを入れて、地盤と絶縁することで、地面の揺れが建物に直接伝わらないようにします。

建物を丈夫にする「耐震構造(たいしんこうぞう)」とは異なるので注意しましょう。

「絶縁体」という意味

電気関係の分野では「アイソレーター」は「絶縁体」「絶縁装置」という意味で使われます。

「絶縁体」とは、ゴムやプラスチックなどの「電気あるいは熱を通しにくい性質を持つ物質」のことです。「絶縁装置」とは、「電気機械・電子回路において、電流を遮断するための装置」のことです。

つまり、「電気を通しにくい物質」のことを指したり、「それらを使った電流を遮断するための装置」のことを指したりするのです。

「閉鎖環境内で作業するためのシステム」という意味

医療の分野で「アイソレーター」は「閉鎖環境内で作業するためのシステム」という意味で使われます。

「閉鎖環境」とは、外部との接触がない環境のことです。医療の分野ですので、特に細菌類などが入り込まない環境のことを指します。

この閉鎖環境は、次のような目的で使われます。

  • 細胞の培養
  • 医薬品の製造
  • 実験用の小動物等の育成

「アイソレーター」の使い方

「アイソレーター」には以下のような使い方があります。

  1. このマンションには、アイソレーターが使われているので安心だ。
  2. アイソレーターによって信号を断絶する。
  3. アイソレーターの中で新薬を開発する。

➊の「アイソレーター」は、「建築における振動・騒音の絶縁装置」という意味で使われています。

➋の「アイソレーター」は、「電子機器における絶縁装置」という意味で使われています。

➌の「アイソレーター」は、「医療において閉鎖環境内で作業するためのシステム」という意味で使われています。

「アイソレーター」の語源

「アイソレーター」の語源は英語の “isolator” です。

“isolator” の広義の意味は「隔離するもの、分離するもの」です。

動詞の “isolate” に “tor” を付けて名詞化したものです。

“isolate” の意味は以下の4つです。

  • 孤立させる
  • 隔離する
  • 分離する
  • 絶縁する
  • 遊離させる:他と離れて存在させること

「アイソレーター」の類義語

「アイソレーター」には以下のような類義語があります。

  • 絶縁体
  • 絶縁装置
  • 断路器:高電圧の電気回路を切り替えるためのスイッチ

まとめ

以上、この記事では「アイソレーター」について解説しました。

英語表記アイソレーター(isolator)
意味振動・騒音の絶縁装置・絶縁体・閉鎖環境内で作業するためのシステム
語源「隔離するもの、分離するもの」という意味の英単語 “isolator”
類義語絶縁体、絶縁装置、断路器

使われる分野ごとの意味をしっかりと理解しておきましょう。