間違えたくない!「関心」と「感心」の違い

違いのギモン

「関心」と「感心」は、読み方は同じでも意味が異なる同音異義語の 1つです。皆さまの中にも、使い分けに迷ったことのある方が多いかもしれません。

今回は「関心」と「感心」の違いについて解説します。

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結論:「関心」は興味を持つこと、「感心」は感動を覚えること

「関心」とは、あることに対して気がかりになり、興味を持つことを指します。

一方、「感心」とは、心に深く感動を覚えることを指します。

「関心」をもっと詳しく


「関心」とは、ある物事に心を引かれ、興味を持って注意を向けることを指します。英語では、”interest” と言います。

「関心」は、「関心がある」や「関心を引く」などのように、名詞形のみでの用法しかありません。そのため、「かんしんする」という動詞形で「関心」が用いられることはなく、その場合は後に解説する「感心」が用いられます。

「関心」の使い方の例

  1. 海外では日本食に対する関心が高まっている。
  2. 私はドイツ文学に関心がある。
  3. いかにして消費者の関心を引くかがビジネスの肝だ。
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「感心」をもっと詳しく


「感心」とは、ある物事に対して心に深く感動を覚えることを指します。英語では “admiration” と言います。「感心」は、「感心する」という動詞形で用いることがほとんどです。また、「感心な」という修飾語としての用法もあります。

「感心」には、相手を評価するようなニュアンスが含まれているため、目上の人には失礼に聞こえてしまいます。目上の人に感心の気持ちを伝えたい場合は「感服する」という表現が望ましいです。「感服」には尊敬のニュアンスがあります。

さらに、「感心」には、あきれることを意味する逆説的な用法もあります。「ひどすぎて感心する。」という使い方が 1つの例です。

「感心」の使い方の例

  1. 彼の仕事の早さには感心する。
  2. あまりの出来の悪さに感心する。
  3. 若いのに礼儀作法がきちんとしていて、感心な人だ。

➋は、逆説的な用法で、出来の悪さにあきれているという意味です。➌は、礼儀作法がきちんとしていて立派な人だという意味です。

まとめ

以上、この記事では、「関心」と「感心」の違いについて解説しました。

  • 関心:心を引かれて興味を持つこと
  • 感心:感動を覚えて誉めるべきだと思うこと

「関心」と「感心」は同音の言葉ですが、意味は明確に異なる言葉です。特に、名詞形で用いるか動詞形で用いるかという点が分かりやすい違いであるため、迷ったらまずは品詞について考えれば間違えることはないでしょう。

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