「何かを成し遂げるためには興味関心が重要だ」と言われることがありますが、「興味」と「関心」では何が違うのでしょうか。
これらの言葉はふだん、何気なく使っていますが、使いわけを意識することは少ないですよね。
しかし、いったん何が違うんだろうと考えてしまうと、知りたくなってしまうものです。
そこで、今回は「興味」と「関心」の違いについて解説していきたいと思います。
結論:ニュアンスが違う
「興味」とは、物事にこころを惹かれたり、面白みがあると感じたりすることです。
一方、「関心」とは物事に注意を向けたり気にかけたりすることです。
つまり、「興味」と「関心」ではニュアンスが異なるのです。
「興味」をもっと詳しく
興味とは、ものごとにこころを惹かれたり、面白みがあると感じたりすることです。
しかし、興味は面白いとイコールの関係にあるわけではなく、対象が注意を向けたくなるような内容であることを表しています。
そして、比較的軽い内容の時に使われることが多いでしょう。
例えば、「野球に興味を持つ」などのように使われます。
「関心」をもっと詳しく
関心とは物事に注意を向けたり気にかけたりすることです。
そして、「関心」の意味の中には「興味」の意味も含まれていて、何かが面白いくて注意を向けたくなるという時には同じように使われます。
ただ、「関心」には「興味」と違うところもあります。
「関心」は「興味」と違って比較的重い内容の時に使われる傾向があるのです。
例えば、「国会に関心がある」などのように使います。
国会は野球などよりかたく、内容が重いイメージがありますよね。
まとめ
以上、この記事では、「興味」と「関心」の違いについて解説しました。
- 興味:ものごとにこころを惹かれたり、面白みがあると感じたりすること
- 関心:物事に注意を向けたり気にかけたりすること
「興味」と「関心」を日常で使いわける必要はないと思いますが、この知識を持っていると少し賢くなった気分になれますよね。
なので、雑学程度に知っておくのもいいかもしれません。