「イッヌ」とは？意味や類義語・なんJとの関係について解説

イッヌとは「犬」という意味です。

一体どんな意味で使われているのでしょうか？

今回は、イッヌの意味や類義語・なんＪとの関係について解説します。

☆「イッヌ」をざっくり言うと……

「イッヌ」の意味

イッヌは、ネットスラングで犬を指す言葉です。

「イヌ」の間に「ッ」を入れた形です。

犬の可愛らしさを引き立てたり、文字に起こしたときのインパクトを与えたりする効果があります。

「イッヌ」の元ネタ

イッヌの語源は、2chのなんでも実況J板(なんJ)です。

犬とドッグを混同して生まれたという説がありますが、実際にはなんJが元ネタです。

事の起こりは、野球ch時代に生まれた「カッス」です。

「カッス」とは、元読売ジャイアンツの小笠原道大選手の愛称である「ガッツ」から生まれた言葉です。

現役時代の2005年、交流戦で絶不調だった時に「ガッツ」と「カス」を混ぜた「カッス」という言葉が使われ始めました。

ここから派生して、2009年には「サンキューカッス」という表現が生まれました。

その後、なんJでは「○ッ○」というように、野球選手の名前をカタカナ2文字にして、その間に「ッ」を入れた呼び方が流行りました。

2014年頃には「ワイのイッヌ」「イッヌかわヨ」などの表現が流行り、ここからイッヌという言葉がネットユーザーに広まっていきました。

「イッヌ」の使い方

イッヌは会話やSNSで使われます。

「イッヌかわヨ」の「かわヨ」は「かわいい」という意味です。

最後の「ヨ」はカタカナの「ヨ」ではなく、アルファベットの「E」を左右反転したものという扱いです。

つまり、「かわいい」のアルファベットのEの発音を掛け合わせています。

また、「#イッヌ」というハッシュタグをつけてSNSに画像を載せることもあります。

 

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「イッヌ」の類義語

イッヌには以下のような類義語があります。

猫を「ぬこ」と呼ぶことが流行った時期がありましたが、今では古いとされています。

現在は、ネッコやヌッコと呼ぶことが主流です。

「イッヌ」の英語訳

イッヌを英語に訳すと、次のような表現になります。

doggo

英語圏でイッヌに該当するのは、”doggo”  です。

犬への愛が極まったときの言い方です。

「ドッゴ」と読みたいところですが、実際は「ドゴー」という発音の方が近いです。

間抜けでかわいい犬の動画や、犬の愛らしい画像に対してよく使われます。

doggoというスペルや語感が愛らしい印象を与えることから生まれました。

doggoは2015年頃からネットで使われ始め、今では一般ユーザにも認知されるスラングとなりました。

catto

catto以外にも、ネッコを指すスラングは以下のとおり存在します。

通常とは異なるスペルを使うと、少し抜けていてかわいらしいイメージが付くようです。

「イッヌ」の関連語

イッヌの関連語を以下でご紹介します。

キーボードで「イッヌ」と打つには

「っ」をキーボードで打つとき、通常子音を2回打ちます。

しかし、その方法でイッヌと打とうとすると「いんう」になってしまいます。

イッヌと打つには、「ixtunu」もしくは「iltunu」と打たなくてはなりません。

「イッヌ」のまとめ

以上、この記事ではイッヌについて解説しました。

類義語や英語訳を含めて、しっかり使いこなせるようにしましょう。