ことわざ「生き馬の目を抜く」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「生き馬の目を抜(ぬ)く」です。

言葉の意味、使い方、由来、類義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「生き馬の目を抜く」の意味をスッキリ理解!

生き馬の目を抜(ぬ)く:相手を出し抜いて利益を得ること

「生き馬の目を抜く」の意味を詳しく

「生き馬の目を抜く」は、相手を出し抜いて利益を得るという意味のことわざです。また、単に素早いという意味もあります。

もともと、「目を抜く」には、人を騙(だま)すという意味があります。また、生きた馬の目を抜くという比喩(ひゆ)により、「素早さ」を表現しています。

素早く人を騙すという意味が転じて、相手を出し抜いて利益を得るという意味になりました。

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「生き馬の目を抜く」の使い方

  1. 現代は、生き馬の目を抜くような厳しい世界だ。
  2. この町には、当たり前に生き馬の目を抜くような人間がたくさんいる。もうたくさんだ。

例文①・➁は、「相手を出し抜いて素早く利益を得る」という意味で、「生き馬の目を抜く」が用いられています。

「生き馬の目を抜く」の由来

もともと、「生き牛の目を抜く」という類義語がありました。しかし、牛より馬の方が足が早く、目を抜くことが大変そうなことから、「生き馬の目を抜く」が一般的になったと言われています。

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「生き馬の目を抜く」の類義語

「生き馬の目を抜く」には以下のような類義語があります。

  • 生き馬の目を抉(くじ)る:他人を出しぬき、無理矢理中身を取り出して利益を得ること
  • 生き牛(うし)の目を抜く:相手を出し抜いて利益を得ること
ちなみに、「抉る」はえぐって中身を取り出すという意味です。

「生き馬の目を抜く」の英語訳

「生き馬の目を抜く」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Water sleeps, the enemy wakes.
    (水は眠っても敵は眠らず。)
  • Catch a weasel asleep.
    (寝た状態のイタチを捕まえる。)
一文目は、直訳を日本語訳として紹介しています。言い換えると「油断も隙(すき)もない」という意味です。

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まとめ

以上、この記事では「生き馬の目を抜く」について解説しました。

読み方 生き馬の目を抜(ぬ)く
意味 相手を出し抜いて利益を得ること
由来 もともとあった表現「生き牛の目を抜く」で登場する「牛」より馬の方が足が早く、目を抜くことが大変そうなことから「生き馬の目を抜く」が一般的になった
類義語 生き馬の目を抉る、生き牛の目を抜くなど
英語訳 Water sleeps, the enemy wakes.(水は眠っても敵は眠らず。)

「生き馬の目を抜く」は、恐ろしい表現ですが、「相手を出し抜いて利益を得ること」は、悲しいことに現実世界には多く存在することでもあります。日頃からいろんなことにアンテナを張っていきたいですね。

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