「以下(いか)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「以下(いか)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「以下」の意味をスッキリ理解!

以下(いか):それより少ないこと。代表者や中心となるものを挙げて、他を省略する時に使う語。そこからあとに述べること。

「以下」の意味を詳しく

「以下」には3つの意味があります。

  1. 数量・程度などを表す名詞に付き、それより少ないこと、または劣っていることを表す。
  2. 代表者や中心となるものを挙げて、他を省略する時に使う語。
  3. (文書などで)そこからあとに述べること。そこからあと。

①では、その基準点も含みます。つまり、1万円以下は基準点である1万円を含んでそれより低い金額の数値のことを言います。

「以下」の使い方

①〜③の意味ごとに例文をまとめていきましょう。

①の意味の「以下」が日常会話において一番耳にするものだと思います。しかし、同じ数の範囲を表す「未満」との使い方の違いをしっかりと理解できていますか。

未満の意味
  • 未満:その数に達しないこと。

つまり、「以下」と「未満」の違いは下記の通りです。

「以下」と「未満」の違い
  • 以下:基準となる数値を含む
  • 未満:基準となる数値を含まない

上記を踏まえると、「18歳以下が予約可能」ならば「0歳から18歳までの人が予約できる」、「18歳未満が予約可能」ならば「0歳から17歳までの人予約可能」という意味になります。

例文は以下の通りです。

  • 12歳以下までは無料で受講可能です。(12歳は含む)
  • 身長120cm以下の方は保護者の同伴が必要です。(身長120cmは含む)

 

②の例文は下記の通りです。

  • 社長以下総出で出迎える。
  • 校長以下5名で出席する。(校長を含めて全員で5名)

 

③の例文は下記の通りです。

  • 以下に資料を提示しております。
  • 次回の事業立案会議では、以下の条件を必ず満たしてください。

「以下」の類義語

①〜③の意味ごとに類義語をまとめていきましょう。

それより少ない数量を指す場合

  • 以内:数量・順位・時間・距離などに関して、ある基準を含んでそれよりも小さい範囲のこと

「以上」は「以下」と同様に、基準となる数値も含みます。

他を省略することを指す場合

  • 代表として
  • 筆頭に

後に述べることを指す場合

  • 下記:下(または後)に記してあること。また、その文句
  • 後述:あとで述べること。

「下記」は、下に書かれていることを指す言葉で、メールや手紙などの文章で使われることが一般的です。

「下記の通り」「下記について」のように使われます。

「以下」の対義語

「以下」の対義語は「以上」です。意味は次の通りです。

  1. 数量・程度などを表す名詞の下に付けて、それより多いこと、また、優れていることを表す。
  2. そこまでに述べたこと、それまでに挙げた事柄を表す。

数量を表す用法では、その基準点も含みます。

「以下」の英語訳

「以下」を英語に訳すと、次のような表現になります。

それより少ない数量を指す場合の英語訳

  • or less
  • or lower
    (「数字」以下)

「以下」を英語で表現する場合は “or” が使われます。

例文は下記の通りです。

  • It’s worth only five-pound or less.
    (それは5ポンド以下の価値だ。)

他を省略することを指す場合

  • on behalf of

    as a representative of 

    (~以下、~を代表して)

後に述べることを指す場合

  • following
    (以下)

“following” は名詞の前に使われ、「次の」という意味があります。

例文は下記の通りです。

  • Please refer to the following link.
    (下記のリンクを参照してください。)

まとめ

以上、この記事では「以下」について解説しました。

読み方以下(いか)
意味それより少ないこと。代表者や中心となるものを挙げて、他を省略する時に使う語。そこからあとに述べること。
類義語以内、代表として、筆頭として、下記、後述など
対義語以上など
英語訳①or less、or lower(「数字」以下)②on behalf of〜、as a representative of〜 (〜以下、〜を代表して)③following(以下)

「以下」は、特に「未満」との違いに注意して覚えましょう。