四字熟語「一念発起(いちねんほっき)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「一念発起(いちねんほっき)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「一念発起」の意味をスッキリ理解!

一念発起(いちねんほっき):考えを改め、あることを成し遂げようと決意し、熱心に励むこと

「一念発起」の意味を詳しく

一念発起とは、それまでの考えを改め、あることを成し遂げようと一大決心し、熱心に励むことです。

「一念」には、「ひたすら思い込む」という意味があります。「発起」には、「思い立って何かを始める」という意味があります。

つまり、何かを決断するだけでなく、熱心にそれを取り組み続けることが必要です。また、何か日常的な決断ではなく、人生を左右するような大きな決断であることが重要です

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「一念発起」の使い方

  1. だらだらとした生活をやめ、一念発起してジムに通うことを決めた。
  2. ある有名人の考えに共感し、一念発起してベジタリアンになった。
  3. 会社を辞め、一念発起して政治家を目指すことにした。
①の例文では、だらだらとした生活を改め、より良い習慣を得るために決断をしたことがわかります。

②の例文では、肉や魚を食べてもよいとしていた考えを変え、肉や魚を絶つ決断したことがわかります。

③の例文では、仕事を辞めるという大きな決断をし、政治家になる意気込みが読み取れます。

「一念発起」の由来

一念発起はもともと、仏教用語です。

親鸞(しんらん)の没後の鎌倉時代に書かれた『歎異抄(たんにしょう)』の14章で、「一念発起菩提心(いちねんほっきぼだいしん)」と述べられています。

これは、「仏の救いを信じて敬い、身を捧げて従い、懸命に修行する決断をすること、またはそのような考えをもつこと」を意味します。一念発起は、「一念発起菩提心」が省略されたものです。

 

『歎異抄』の作者は、親鸞の弟子である唯円(ゆいえん)という人であると言われています。

この本は、親鸞の没後の鎌倉時代に親鸞の言葉を記し、異端派の考えを批判して、親鸞本来の信仰のあり方を説こうとしたものです。

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「一念発起」の類義語

一念発起には以下のような類義語があります。

  • 一心発起(いっしんほっき):何かを成し遂げる決意を固めること
  • 一念発心(いちねんほっしん):仏教で深く思いつめて仏門に入ること
  • 感奮興起(かんぷんこうき):心に深く感じて奮い立つこと

「一念発起」の英語訳

一念発起を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • The determination to accomplish something
    (何かを成し遂げようとする決断)
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まとめ

以上、この記事では「一念発起」について解説しました。

読み方 一念発起(いちねんほっき)
意味 考えを改め、あることを成し遂げようと決意し、熱心に励むこと
由来 仏教用語「一念発起菩提心」
類義語 一心発起、一念発心、感奮興起など

「一念発起」には、一般的な決意ではなく、「人並外れた決意」がこもっていることがわかりました。

一念発起するのは何歳になっても遅くありません。いつでもチャレンジ精神と、大きな決断をする勇気をもっていたいですね。

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