「赴任(ふにん) 」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「赴任(ふにん)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「赴任」の意味をスッキリ理解!

赴任(ふにん):任地に赴くこと

「赴任」の意味を詳しく

赴任とは任地に赴くことをあらわします。最近では海外赴任などという言葉もよく耳にしますね。

「赴任」を構成する漢字の意味は、以下のとおりです。

  • 赴く:ある場所に向かっていくことをあらわします。
  • 任地:任務のために住む土地のことをあらわします。

「赴任」の使い方

  1. 今年の春から福岡に赴任することが決まった。
  2. 単身赴任の父親が返ってきた
  3. 赴任先でのあいさつはとても緊張した。

今回②の例文ででてきたと単身赴任いう言葉に着目したいと思います。

単身赴任:遠方への転勤者などが、家族などを残して一人で任地に赴くこと

実は、この単身赴任の家庭は年々増加傾向にあります。単身赴任の任期に一概これくらいというものはありません。家族はついていくのか、それとも単身赴任として離れて暮らすのか迷いどころです。

多くの家族は、「地元で暮らしたい」「子供を転校させたくない」という感情やさみしさなど色々な気持ちが錯綜することでしょう。

転勤の命令は人生の分岐点となるのです。

「赴任」の語源

「任」地に「赴」くこと。言葉の由来は漢字の通りです。

「赴任」の類義語

赴任には以下のような類義語があります。

  • 転勤:同じ官公庁・企業の中で勤務地を移動すること
  • 出社:会社へ出勤すること
  • 遠征:試合・登山などで目的の遠方まで出向くこと
  • 出勤:勤め先に出かけること
  • 駐在:派遣された任地に一定期間いること

ここで着目すべき点は転勤と赴任の違いです。この2つの単語はよく似てますが微妙に違うニュアンスを含むので要注意語句です。

転勤:勤務地が変わること。配置が変わること。

赴任:転勤先に行くこと

つまり、「転勤先に赴任する」といったように転勤と赴任は1セットでおこるのです。

すなわち、「北海道に転勤する」と「北海道に赴任する」は、行動としては同じです。

また、転勤は同じ会社の中で行われることが多いです。

 

たとえば、東京に本社がある会社の大阪支社に転勤するといった場合があります。

「転勤族」なんて言葉もよく耳にしますね。

「赴任」の対義語

赴任には以下のような対義語があります。

  • 帰任:一時的にはなれていた任地に変えること
  • 着任:新しい任地、あるいは任務に就くこと

着任と赴任の違いにもスポットライトを当てたいと思います。

着任とは新しい任地に就くことです。

着任と赴任は、どちらも「離れた先に移動して働く」という意味を持っています。

 

同じ会社の部署移動などで使われることがおおいです。

しかし、着任は必ずしもキャリアアップを意味しているわけではありません。

左遷や同じ地位のまま移動することも表します。

「赴任」の英語訳

赴任を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • leave for one’s new post
    (赴任する)
  • the place of one’s new post
    (赴任地)

他にも赴任するには以下のような言い方もあります。

赴任するの例文
  • I take up a post in the U.S.
    (アメリカに赴任する)
  • I will work a temporary post from my family.
    (単身赴任する)

まとめ

以上、この記事では「赴任」について解説しました。

読み方赴任(赴任)
意味任地に赴くこと
語源「任」地に「赴」くこと。漢字由来
類義語転勤、出社、遠征、出勤、駐在など
対義語着任、帰任、など
英語訳leave for one’s new post(赴任する)、the place of one’s new post(赴任地)

「赴任」は、社会人になると耳にする機会も多くなります。身内の人がどこかに「赴任」することもあるでしょう。きちんと意味や使い方をおさえておきましょう。