「彷彿(ほうふつ)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「彷彿(ほうふつ)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳について分かりやすく解説します。

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「彷彿」の意味をスッキリ理解!

彷彿(ほうふつ):はっきりと何かを想像すること、よく似ているものが連想されること

「彷彿」の意味を詳しく


「彷彿」は、「はっきりと何かを想像すること」「何かを目の当たりにしてとき、それによく似ているものが連想されること」という意味です。

「彷」と「彿」の漢字には、どちらも「似ている」という意味があります。

このほかに、「彷彿」には「ぼんやりとしていること」という意味もあります。しかし、現在では、一般的に「彷彿」がこの意味で用いられることはほとんどありません。

「彷彿」は「髣髴」と表記することもあります。

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「彷彿」の使い方

「彷彿」に使い方として、以下のような例文が挙げられます。

  1. 道端に咲く花を見ていたら、幼い頃を過ごした田舎の風景が彷彿として浮かんだ。
  2. この書斎は、彼の生き様を彷彿させるようだ。
  3. 彼女の笑った顔は、若い頃の彼女の母親を彷彿するものがある。

❶❷は、「はっきりと何かを想像すること」の意味で「彷彿」を用いた例です。

❸は、彼女の笑顔とその母親の昔の姿がよく似ているという意味です。つまり、この例文では、「彷彿」を「よく似ているものが連想されること」という意味で使用しています。

「彷彿」の類義語

彷彿には以下のような類義語があります。

  • 連想/聯想(れんそう):ある事柄から、それに関連する事柄を思い浮かべること
  • 偲(しの)ばせる:昔のことを思い出させること
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「彷彿」の英語訳

彷彿を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • a close resemblance
    (極々類似していること、彷彿、酷似)
  • vivid reminder
    (目に見えるほどに似ていて何かを思い出させる人やこと、彷彿)
  • resemble somebody[something] closely
    (誰か{何か}ととてもよく似ている、彷彿とさせる)
  • remind one of somebody[something]
    (誰か{何か}を思い出させる、彷彿とさせる)

a close resemblanceは、後に “to ~” と続けることで「〜に極々類似していること」と表現することができます。また、closeをstorongと言い換えることも可能です。

3つ目と4つ目の訳は、彷彿とさせるものが「人」の場合はsomebody、「物」の場合はsomethingを用います。また、彷彿とさせるものが何か具体的なものの場合は、somebody/somethingの部分をそのものの(固有)名詞に置き換えることで「〇〇を彷彿とさせる」と表現することができます。

まとめ

以上、この記事では「彷彿」について解説しました。

読み方彷彿(ほうふつ)
意味はっきりと何かを想像すること、よく似ているものが連想されること
類義語連想、偲ばせる
英語訳a close resemblance(極々類似していること、彷彿、酷似)など

何かを「彷彿」とさせるものを目の当たりにしたとき、想起されるものはそのもの自体だけではありません。そのものに対する感情や、それに関連する風景、五感で感じられる感覚など、様々ものが想起されることでしょう。

そのような感覚に意識を向けてみると、「彷彿されたもの」に対する新しい発見をできることがあるでしょう。

「彷彿」の意味をきちんと押さえ、正しく使いこなせるようにしましょう。

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