「抱負」の意味とは?読み方は?使い方から英語や類語まで例文付きで

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「抱負(ほうふ)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「抱負」の意味をスッキリ理解!

抱負(ほうふ):心の中で抱いている決意や計画

「抱負」の意味を詳しく

「抱負」は心の中で抱いている決意や計画という意味です。

何らかの物事の達成のためや、こうなりたいという自分自身の理想に近づくために、心の中で持っている計画や決意のことです。

そのため、ただ〇〇したいという思いを述べるだけでなく、目標を達成するためにどんな行動を取ろうとしているのか、そのためのプロセスまでを含めて「抱負」と言います。

しかし、「抱負」には強い決意や意思は見られるものの、実際に決めたことを達成したかどうかまでは含まれていません。あくまでそれを達成したい、そのためにこれをするという意気込みを意味します。

「抱負」の具体例
  • 家を買うために、お金を貯める。
  • ダイエットに成功するために、毎朝ジョギングをする。

「抱負」の使い方

  1. 新年の挨拶と今年の抱負を家族の前で述べた。
  2. 入社式では、新人社員が抱負を語る。
  3. 社長就任にあたって、全社員の前で抱負を語った。

「抱負」は名詞として使います。「抱負を述べる」「抱負を語る」などの表現で使われます。

「抱負」を使う場面としては、新しい環境に変わった時が多いです。上記の例文でもあげたように、新年が開けてその年の「抱負」を話す際には、新年の挨拶とともに、1年間どのように過ごしたいか、何を達成したいかを語ります。

新入社員として会社に入るにあたり「抱負」を述べるときには、自己紹介を兼ねて、会社でどのように働きたいのかという意気込みを話します。

「抱負」の語源

「抱負」を構成する漢字の意味は、それぞれ以下の通りです。

  • :心の中に思いをいだく
  • :後ろ盾とする、頼みにするもの

「負」の字は「負ける」の意味からネガティブな印象を与えることがあります。しかし、「背負う」「請け負う」などの言葉にも使われているように、「負」には「頼みとする」という意味があります。

そのため、「抱負」には決してネガティブな意味合いはなく、「心の中にいだいている頼みとなるもの」という前向きな意味になります。

「抱負」の類義語

「抱負」には以下のような類義語があります。

  • 目標:あることを成し遂げるために設けた到達点
  • 野心:分を超える大きな望み
  • 意気込み:物事に積極的に取り組もうとする心構え
  • 決意:意志をはっきり定めること
  • :こうしようと心に決めたこと

「抱負」と「目標」の違い

「抱負」と「目標」の違いは、よく問われるポイントです。

「抱負」は計画、「目標」はゴールと捉えると区別がつきやすいです。

たとえば、「家を買うためにお金を貯める」ことを例にすると、「家を買いたい」は「目標」ですが、そのために「お金を貯める」のは「抱負」になります。

目標抱負
家を買う目標を達成するために、お金を貯める

「抱負」の英語訳

「抱負」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • resolution
    (決意)
  • plan
    (計画)
  • ambition
    (大志)
  • aspiration
    (願望)

また、英語では助動詞を使ってやりたいことを表現することができます。絶対に成し遂げたいことであれば “be going to” , 漠然とした考えであれば “will” を使います。

例文
  • My resolution is to improve my English skill.(私の抱負は英語の上達です。)
  • He told his ambition for the year.(彼は一年の抱負を語った。)

まとめ

以上、この記事では「抱負」について解説しました。

読み方抱負(ほうふ)
意味心の中で抱いている決意や計画
語源「心の中で思いを抱く」「頼みとするもの」という意味の漢字から
類義語目標、野心、意気込みなど
英語訳resolution, plan, ambition, aspiration

「抱負」は使い方は単純ですが、「目標」との違いなど意味が少し複雑である言葉です。正しい意味をぜひマスターしましょう。