説明できる?「ホテル」「旅館」「民宿」「ホステル」の違いを解説!

違いのギモン

旅行先で宿泊をするとき、予算や旅の目的に応じて場所を選ぶことが多いのではないでしょうか。今回は代表的な宿泊施設である「ホテル」「旅館」「民宿」「ホステル」の違いについて解説します。

結論:違いは法律により決まっている。

「ホテル」「旅館」「民宿」「ホステル」の違いをわかりやすくまとめたものが以下の表になります。

ホテル主に洋式。客室が10室以上ある。
旅館主に和式。客室が5室以上ある。
民宿和洋、客室の数は問わない簡易宿泊所。
ホステル主に2段ベッドの相部屋。簡易宿泊所

宿泊施設は「旅館業法」という法律により、ホテル営業、旅館営業、簡易宿所営業及び下宿営業の4つに分かれています。

「ホテル」はホテル営業、「旅館」は旅館営業、下の2つは簡易宿所営業であるということを、まずは押さえましょう。

「ホテル」をもっと詳しく


「ホテル」は、洋式で客室が10部屋以上ある宿泊施設を指します。また、旅館業法では、1部屋あたり9平方メートル以上なければならない、とされています。

出入口や窓が施錠できることも特徴の1つです。

「ホテル」の使い方の例

クリスマスは高級ホテルで過ごした。

「旅館」をもっと詳しく


「旅館」は和式で客室が5部屋以上ある宿泊施設です。部屋の大きさは、1部屋あたり7平方メートル以上と決められています。ホテルより少し小さいということですね。

出入口や窓の施錠については、定められていません。

「旅館」の使い方の例

草津旅行で、由緒ある旅館に泊まった。

「民宿」をもっと詳しく


「民宿」は、主に家族経営の簡易宿所です。旅行業法では和洋、客室数は定められていません。また、大きさは全客室合計で33平方メートル以上となっています。

地元の人々の暮らしを体験したり、コミュニケーションをとることができるという点で注目を集めています。

最近ではAirbnbなどのサービスにより、気軽な宿泊も可能になりました。

「民宿」の使い方の例

田舎の民宿に泊まり、農業体験をする。

「ホステル」をもっと詳しく


「ホステル」は、主に2段ベッドの相部屋によるドミトリーのことを指します。旅館業法では簡易宿所とされるため、部屋の大きさは全室合計で33平方メートル以上となっています。

格安で利用できるため、バックパッカーなどに人気です。

また、類似する「ゲストハウス」との違いですが、歯ブラシなどのアメニティの無料サービスが無い「ゲストハウス」に対し、「ホステル」にはこれらが完備してあるという点が挙げられます。

「ホステル」の使い方の例

お金を節約するため、ホステルに泊まることにした。

旅館業法について


宿泊施設を営むための規律が記されている「旅館業法」は1948年に公布されました。ここでは、大まかな内容についてまとめています。

旅館業法の内容
  • 営業をするためには、都道府県知事の許可を受けなければならない。
  • 特定の条件に該当しない限り、宿泊客を拒んではいけない。
  • 宿泊者名簿を記録し、要求があれば開示しなければならない。

「旅館業法」はこのほかにも、さまざまな規則が定められている法律です。また、地域によっては条例による規律もあるため、場所によってシステムが異なる場合もあります。

まとめ

以上、この記事では、「ホテル」「旅館」「民宿」「ホステル」の違いについて解説しました。
最後にもう一度、下記の表を確認しましょう。

業種和洋客室大きさ
ホテルホテル営業洋式10室以上9平方メートル以上
旅館旅館営業和式5室以上7平方メートル以上
民宿簡易宿所指定なし指定なし合計33平方メートル以上
ホステル簡易宿所指定なし指定なし指定なし

今回は「ホテル」「旅館」「民宿」「ホステル」の違いについて解説しました。ふだん、これらの違いはあまり意識せず、なんとなく泊まっていたという方も多いのではないでしょうか。

これからはぜひ、違いを意識して今後の宿選びに役立ててください。