「課題」という意味で使われる英単語に、”homework”と”assignment”があります。皆さんは、この2つの単語の違いを理解できていますか?どんな「課題」なのかは、両者それぞれ異なっているのです。
そこで今回は、”homework”と”assignment”の違いを解説します。
結論:意味の広さが違う
一方で、“assignment”は、割り当てられた仕事のことを言います。したがって、学校から出される「宿題」だけでなく、「課題」や「業務」などの意味も持ちます。
“homework”をもっと詳しく
“homework”は、主に学校から出される「宿題」を意味します。また、使用頻度は少ないですが、「予習」や会議などの「下調」、また「準備」を意味することもあります。
“homework”という文字通り、「家でやる」というニュアンスが強く、学校でよく使われる単語です。
さらに、“homework”は不可算名詞です。”homework”を使用する際は、注意しましょう。
“homework”の使い方の例
- My sister finished her homework.
(私の妹は、宿題を済ませた。) - I will prepare one’s homework.
(授業の予習をする)
①では、学校から出された課題という意味で “homework” を用いています。一般的な使い方です。
一方で、②の “homework” は、「事前の準備」というニュアンスです。
“assignment”をもっと詳しく
“assignment”は、割り当てられた仕事のことをいいます。したがって、学校から出される「宿題」だけでなく、「課題」や「業務」などの意味も持ちます。
「業務」という意味を持つので、学校だけでなく、ビジネスシーンでもよく使われます。
また、“assignment”は可算名詞であるため、使用時には注意が必要です。
“assignment”の語源
“assignment”は、動詞の”assign”と接尾語の”ment”で成り立っています。”assign”には「任命する」や「割り当てる」、”ment”は「〜すること」といった意味をそれぞれ持ちます。
したがって、”assignment”は「(他者より、)割り当てられた課題」という意味になります。
“assignment”の使い方の例
- I link up with her in this assignment.
(彼女とコンビを組んで仕事をする。) - Hanako has finished her English assignment.
(花子は英語の宿題を済ませた。)
①で使われている”assignment”は、仕事における課題を意味しています。一方で、②の文の”assignment”は、学校で出された課題を意味しています。
このように、”assignment”は広い範囲で「課題」という意味で使われます。
まとめ
以上、この記事では、”homework”と”assignment”の違いについて解説しました。
- “homework”:学校から出される「宿題」のこと。まれに、「予習」や「準備」を意味します。
- “assignment”:割り当てられた仕事のこと。学校だけでなく、仕事でも使えます。