「閉口(へいこう)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「閉口(へいこう)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「閉口」の意味をスッキリ理解!

閉口(へいこう):打つ手がなくて困ること。圧倒されて言葉に詰まること。

「閉口」の意味を詳しく

「閉口」には、二つの意味があります。

一つ目は、「打つ手がなくて困ること」という意味です。自分の力ではどうにも出来ず、途方に暮れていることを指します。

二つ目の意味は、「圧倒されて言葉に詰まること」です。相手の指摘などが鋭く、何も言い返せないさまを表します。

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「閉口」の使い方

  1. 彼の無茶なお願いに閉口する。
  2. 未だに慣れない夏の暑さに、閉口頓首(へいこうとんしゅ)している。
  3. 鋭い指摘に、私は閉口した。

①と②では、「手に負えなくてうんざりする」という意味で「閉口」が使われています。②の「閉口頓首」は、どうしようもなく困り果てることを指す四字熟語です。「頓首」は、頭を地面につけて礼をすることを指しており、ここではお手上げ状態を意味しています。

③の「閉口」は、「言葉に詰まる」という意味です。痛いところを突かれて言い返せないさまを表現しています。

「閉口」の類義語

閉口には以下のような類義語があります。

  • 辟易(へきえき):うんざりすること
  • 屈従(くつじゅう):相手の力に屈して言いなりになること
  • 屈服(くっぷく):相手の力に負けて従うこと
  • 困惑:どうしてよいかがわからず困ること
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「閉口」の英語訳

閉口を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • be at one’s wit’s end
    (途方に暮れる、どうしようもない)
  • be bored by
    (困惑する、途方に暮れる)
  • be nonplussed over
    (閉口する、当惑する)

be at one’s wit’s end の wit は「知恵」のことです。wit’s end で「知恵が尽きている」、つまり「途方に暮れている」という意味になります。また、wit’s end は wits’ end と表記することもあります。

それぞれを用いた例文は以下の通りです。

例文
  • I am at my wit’s end with a mountain of homework.
    (山のような宿題に、私は困り果てている)
  • We are always bored by our teacher’s long talk.
    (先生の長話にいつもうんざりしている)
  • He was nonplussed over the sharp question.
    (するどい質問をされ、彼は言葉に詰まった)

まとめ

以上、この記事では「閉口」について解説しました。

読み方 閉口(へいこう)
意味 打つ手がなくて困ること。圧倒されて言葉に詰まること。
類義語 辟易、屈従、屈服など
英語訳 be at one’s wit’s end, be bored by, be nonplussed over

「閉口」は、口を閉じることではなく、そうしてしまうほど困り果てている様子を表す言葉です。意味をきちんと覚えて、正しく使えるようにしましょう。

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