「ヒアリング」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ヒアリング」です。
「ヒアリング」の意味、ビジネスにおける意味、使い方、語源、類義語についてわかりやすく解説します。

「ヒアリング」の意味をスッキリ理解!

ヒアリング(hearing):言語教育における聞き取り・特定の事案に対して、利害関係人や一般の意見を聴取すること

「ヒアリング」の意味を詳しく

「ヒアリング」とは、「言語教育における聞き取り・特定の事案に対して、利害関係人や一般の意見を聴取すること」です。

大きく分けて上の2つの意味があります。

ひとつめは、英語学習などにおける「聞き取り」という意味です。もちろん英語以外の言語についても「ヒアリング」と言えます。

ふたつめは、「特定の事案についての意見を聴取すること」です。具体的には、「公聴会」や「聴聞会」などを指します。

「公聴会」の意味

「公聴会」とは、「国または地方公共団体などの機関が、一般に大きく影響する重要な事項を決定する際に、利害関係者・学識経験者などから意見を聴く会」のことです。

たとえば、感染症の拡大への対策として、新しい法律を作ろうとしているとします。この際に、感染症の専門家や、医療関係者などを呼んで意見を聞くのが「公聴会」です。

「聴聞会」の意味

「聴聞会」とは、「行政機関が、行為、決定をする場合に、相手方その他の関係人に意見を述べる機会を与えること」です。

特に、「特定の個人・団体にたいして不利益になるような処分をするときに、処分の対象になっている個人・団体が意見を述べる場」です。

不利益になるような処分とは、たとえば許可や認可を取り消す場合や、資格や地位をはく奪する場合などが当てはまります。

ビジネスにおける「ヒアリング」の意味

ビジネスにおいて「ヒアリング」は「情報収集」や「聞き取り調査」という意味で使われます。

たとえば、新入社員の採用に当たって、その人物の身辺調査を行ったり、取引先の意見を聞いたりすることが当てはまります。

また、企業内の重要な決定を行う際や何か問題が起こった場合に、社員に事情を聴いたり意見を求めたりすることも「ヒアリング」です。

ちなみに「公聴会」や「聴聞会」は、行政機関や公共機関が行うものなので、企業が行う聞き取り調査は当てはまりません。

「ヒアリング」の使い方

「ヒアリング」には以下のような使い方があります。

  1. 重要な法律の制定前にヒアリングを行う。
  2. 彼の問題行動について、社内でヒアリングを行う。
  3. ヒアリングを避けていては、言語能力は伸びませんよ。

➊の「ヒアリング」は、「公聴会」という意味で使われています。

➋の「ヒアリング」は、「ビジネスにおける聞き取り調査」という意味で使われています。

➌の「ヒアリング」は、「言語学習における聞き取り」という意味で使われています。

「ヒアリング」の語源

「ヒアリング」の語源は英語の “hearing” です。

「聞く」という意味の動詞 “hear” を名詞化したものです。

英語の “hearing” には、以下のような意味があります。

  • 聞くこと
  • 聴覚
  • 聴力
  • 発言の機会
  • 聴聞会

カタカナ語の「ヒアリング」にはない意味も含まれていますので、注意しましょう。

「ヒアリング」の類義語

「ヒアリング」には以下のような類義語があります。

  • リスニング:音声の聞き取りを用いた学力検査
  • インタビュー:報道記者などが取材のために人と会って話を聞くこと

「リスニング」には、「聞き取り調査」などの意味はありません。

まとめ

以上、この記事では「ヒアリング」について解説しました。

英語表記ヒアリング(hearing)
意味言語教育における聞き取り・特定の事案に対して、利害関係人や一般の意見を聴取すること
ビジネスにおける意味情報収集、聞き取り
語源「聞くこと」という意味の英単語 “hearing”
類義語リスニング、インタビュー

「ヒアリング」には複数の意味があることがわかりました。「公聴会」などの少し難しい意味で使われる場合もあるので、この機会にしっかりと理解しておきましょう。