「厭」と「嫌」の違いとは?意味から使い分けまでわかりやすく解説

違いのギモン

日本語には似ていて同じような意味を表す言葉がたくさんありますよね。そして、日本人はこのような言葉を無意識のうちに使いわけることができます。

しかし、外国人はそうもいきません。日本語を学ぶ外国人はきちんと理屈で理解しないと、似たような日本語を使いわけることができません。

そして、外国人から質問された時に答えられないと、ネイティブとして恥ずかしいですよね。

そんな言葉の1つに「厭(いや)」と「嫌(いや)」があると思います。

そこで、今回は「厭」と「嫌」の違いについて解説していきたいと思います。

結論:ほぼ同じ意味

厭と嫌はどちらも好ましくないことや不愉快なことを表します。

そして、厭は飽きていやになるという意味ですが、嫌は広い意味で嫌いという意味です。

「厭」をもっと詳しく

厭とは飽きていやになるという意味です。

この漢字は日本で日常的に使われることはありません。しかし、中国語ではよく使われる漢字です。そして、中国語でも日本語の厭とほぼ同じ意味で使います。

そんな厭が使われる熟語として1番有名なものは「厭世観(えんせいかん)」でしょう。

厭世観とは、物事を悪い方向に考え、悲観してしまうものの考え方のことです。そして、漢字から考えてみると「世」の中が「厭」だと感じてしまう「観」念のことだとわかります。

「嫌」をもっと詳しく

嫌とは嫌いという意味です。そして、厭より意味が広めで、一般的に用いられます。

私たちの生活でも嫌という漢字を使うことはよくありますよね。

そして、好きの反対語になります。

そんな嫌が使われる熟語としては「嫌悪(けんお)」、「機嫌(きげん)」などがあります。

まとめ

以上、この記事では、「厭」と「嫌」の違いについて解説しました。

  • :飽きて嫌になること
  • :広い意味で嫌いということ

厭と嫌にはわずかな違いがありますが、厭という漢字を日常で用いることはまずないでしょう。外国人に質問されたら、「嫌」だけ覚えておけばいい、と答えてあげると良いでしょう。

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和佐 崇史
文章を書くこと、読むことが大好きな大学生です。中学2年生で漢検2級を取得するなど、言葉については詳しい自信があります。Webライターとしてはこれまで累計1,000記事以上を執筆してきました。