「愚問(ぐもん)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「愚問(ぐもん)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「愚問」の意味をスッキリ理解!

愚問(ぐもん):ばかばかしい、愚かな質問

「愚問」の意味を詳しく

「愚問」とは、ばかばかしい、愚かな質問のことです。

相手の質問が答えるまでもない当たり前のことであったり、たいして意味のないものだったりする場合に使われます。また、自分自身の質問をへりくだって表現する場合に使われます。

「愚問」の使い方

  1. あまりの愚問に、私は思わず鼻で笑ってしまった。
  2. 愚問ではあるかと思うのですが、この説明がよくわからなかったのでもう一度教えていただいてもよろしいですか。

上記の例文のように、「愚問」は、質問の内容を評価したり、自分の質問をへりくだって前置きをしたりする言葉として使われます。

①の例文では、「愚問」と「鼻で笑ってしまった」という表現から、「私」が受けたのがひどい内容の質問であったことがわかります。この例文のように、「愚問」には、相手の質問を小馬鹿にするようなニュアンスが含まれる場合があります。

②の例文では、自分が相手に質問をする際、へりくだって言うのに「愚問」が使われています。こちらの場合は、「大した質問ではないが」「こんなくだらない内容で恐縮だが」といったニュアンスになります。

「愚問」の類義語

愚問には以下のような類義語があります。

  • 愚論(ぐろん):とるにたらない議論

「愚論」は「とるにたらない議論」という意味の熟語です。

「愚問」がくだらない質問を指すのに対し、「愚論」は質問とその答えの応酬を含め、議論全体がくだらない場合に使われます。

「愚問」の対義語

愚問には以下のような対義語があります。

  • 愚答(ぐとう):ばかげた答え

「ばかげた質問」という意味の「愚問」の対義語は、「愚答」になります。

相手の質問が「愚問」であったかどうかに関わらず、ばかげた答えや的外れな答えをしてしまった場合に、「愚答」が使われます。

「愚問」を使った四字熟語

「愚問」と「愚答」をセットにして、「愚問愚答」という四字熟語の形で使うこともできます。

  • 愚問愚答:愚かな質問と愚かな答え

あまりにくだらない質問が来た場合、答えもそれに合わせてばかげた内容にならざるを得ない場合があります。そのような場合、「愚問愚答」には生産性がなく、まったく意味のないやりとりであるというニュアンスが含まれます。

「愚問」の英語訳

愚問を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • a silly question
    (ばかげた質問)

「愚問」にあたる英語表現には、 “a silly question” などがあります。日本語の「愚問」のように、一言ですっきりと対応する英単語はありませんが、 “a silly question” でほぼ同じ意味になります。

「ばかげた」という意味にあたるsillyの部分は、 “stupid” や “foolish” で置き換えが可能です。ただし、 “stupid” や “foolish” は相手の知能をさげすむニュアンスがあるため、使い方には注意が必要になります。

 

これらの表現は相手の質問を批判したり、馬鹿にしたりするときに使われます。しかし、自分の質問をへりくだる表現としては使いません。

日本語ではクッションの役割を果たす前置きでも、英語では不要な場合もあります。一般的に英語はストレートな表現が好まれるので、質問のみをすっきりと伝えられるように、このような前置きは省略しましょう。

まとめ

以上、この記事では「愚問」について解説しました。

読み方愚問(ぐもん)
意味ばかばかしい、愚かな質問
類義語愚論
対義語愚答
英語訳a silly question(ばかげた質問)

「愚問」は一見少し難しい言葉ですが、漢字の意味と合わせて考えることができれば、意味自体は難しくありません。正しく意味を覚えましょう。