どれを使う?「グリル」「オーブン」「トースター」の違い

違いのギモン

食品を加熱する時に使用する「グリル」「オーブン」「トースター」。いずれも、私たちの生活には必要不可欠なものです。

最近は「オーブン」と「トースター」が 1 つになって売られてるものもあるので、それぞれが何を加熱するのに適しているのかを知っておくと役に立つと思います。

この記事では、これらについて詳しく解説していきます。

スポンサードリンク

結論:熱の当て方が違う

「グリル」「オーブン」「トースター」は、全て食品を加熱する器具ですが、それぞれ熱の当てる方法が異なります。

「グリル」とは、直火とグリル内の対流熱で加熱する方法を指します。

「オーブン」とは、赤外線と対流熱で加熱する方法です。

「トースター」とは、電熱線からの放射熱で加熱する方法のことです。

序論 : 熱の伝わり方は3種類

熱の伝わり方には、「伝導」「対流」「放射」の 3 種類があります。

伝導

物質を通して熱が伝わること(熱伝導)です。例えば、フライパンを使う料理です。フライパンを通してガスコンロの熱が食品に熱が伝わりますよね。

対流

空気や液体などの流れによって熱が伝わることです。

放射

遠赤外線などの熱線によって直接、熱が伝わることです。

「グリル」をもっと詳しく

「グリル」は、食材を網目模様や焼き色をつけるように焼く調理法です。コンロに内臓しているものがほとんどで、放射熱と放流熱の両方を使って加熱します。ガスまたは電気の熱を直接当てながら庫内の空気の流れを利用して食品を温めるので、表面はパリッと・中はジューシーに焼き上がります。

オーブンなどと比べてコンパクトなので、点火から 2 分と待たずに倉庫内の温度を 300 度以上の高温に上げることができます。そのため、料理時間の短縮につながります。

そしてグリルは、上段(上火)と下段(下火)の 2 つのバーナーで加熱しています。しかし、「両面焼きタイプ」と「片面焼きタイプ」によって、細かな仕組みが異なります。

両面焼きタイプ

両面焼きグリルの下バーナーには、整流板がついています。整流板は冷えた空気を流すことにより、下の受け皿が高温になることを防いでいます。

片面焼きタイプ

片面焼きタイプは、下の受け皿に水を入れることによって整流板の役割を担っています。

スポンサードリンク

「オーブン」をもっと詳しく

「オーブン」は「釜」という意味で、食品の内部まで熱を通して、蒸し焼きにする調理法です。壁から発する赤外線と、熱した空気の対流によって加熱します。大きな塊肉などの食品全体をムラなくじっくり加熱したい食品を焼くのに最適です。

多くのものが箱型で、温度調節が可能です。140 度〜250 度までと、幅広い温度調節が可能です。

「トースター」をもっと詳しく


「トースター」は、食パンをトーストするためのものです。電熱線からの放射熱で焦げ色を作り、直接商品を温めます。

適しているのは焼き色をつけたいトーストなどです。厚みのある食品は、中まで熱が通らない可能性があるので適していません。

200 度〜250 度まで加熱することができ、食パンを縦に入れる「ポップアップ式」と網にのせる「オーブン式」があります。

ちなみに、オーブントースター ( oven toaster ) は和製英語です。

スポンサードリンク

まとめ

以上、この記事では、「グリル」「オーブン」「トースター」の違いについて解説しました。

もう一度以下の表で確認しましょう。

グリルオーブントースター
熱の伝え方直火と対流熱赤外線と対流熱電熱線からの放射熱
最高温度300度250度250度
適する料理全般厚みのある食品トーストなどの薄い食品

「グリル」「オーブン」「トースター」には、このような違いがあります。グリルは何でも素早く美味しく焼くことができるので、迷ったらグリルを使用しましょう。

スポンサードリンク