「語彙力(ごいりょく)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「語彙力(ごいりょく)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「語彙力」の意味をスッキリ理解!

語彙力(ごいりょく):単語や言葉を知っていて、使いこなせる能力

「語彙力」の意味を詳しく

「語彙力」の意味は、「単語や言葉を知っていて、使いこなせる能力」です。

もう少し詳細に説明をすると、「語彙力」は「単語の総合力」であり、単語や言葉を多く知っていることだけでなく、どれだけ上手に使いこなせるのかが「語彙力」の定義です。

ここで、「語彙」は2つの要素に分けられることを紹介します。

  • 認知語彙:全体の文章からなんとなく意味を推察できる程度の理解の言葉
  • 使用語彙:意味を理解し、自分で使いこなすことのできる言葉

「語彙力」を鍛えるためには、まずは「認知語彙」を増やす必要があります。「認知語彙」の意味の理解を深めることで、「使用語彙」の幅が広がります。そもそも知らない言葉は使うことは愚か、相手が使っている場合に理解することが難しくなります。

したがって、「語彙力」を鍛えたいと考えている人は、意識的に知らない言葉に触れる機会を増やし、わからない言葉を調べることがステップアップに繋がります。

また、外国語学習における「語彙力」は、学んでいる外国語の単語に関する知識を示します。

「語彙力」の使い方

  1. 彼は語彙力が高いので、話していると勉強になる。
  2. もっといい表現をしたいが、語彙力が足りないので難しい。
  3. 語彙力を上げるために、毎日読書をしている。

「語彙力」の使い方は大きく3つに分けられます。

①の例文のように「語彙力が高い」という表現は、他にも「語彙力がある」、「語彙力が豊富」と表すことができます。

②の例文のように「語彙力が足りない」という表現は、他にも「語彙力が低い」、「語彙力がない」、「語彙力が乏しい」と表すことができます。

③の例文のように「語彙力を上げる」という表現は、他にも「語彙力を鍛える」、「語彙力を多くする」と表すことができます。

 

しかし、「語彙力が多い」「語彙力が少ない」は使うことができません。力の大きさを「多い/少ない」で表現するのは不適切であるからです。「多くする」のように今後伸ばしていく方向性の表現で用いることは可能です。

「語彙力」の語源

「語彙力」の漢字の意味は、それぞれ以下の通りです。

  • :言葉
  • :集める、仲間
  • :能力、実力

語彙」は漢字の意味を掛け合わせると、「言葉を集める」になります。すなわち「一つの言語、あるいは一定の範囲内の単語の総称」という意味です。

したがって、「語彙力」は、「単語の総称の力」です。わかりやすく言い換えると、「単語や言葉を知っていて、使いこなせる能力」と説明できます。

「語彙力」の類義語

「語彙力」には以下のような類義語があります。

  • 語彙量:知っている言葉や単語の量
  • 知能:物事を理解したり、判断する力
  • 学力:習った知識によって養われる能力

ただし、「語彙量」は「知っている言葉の量」のみを表しており、能力まで言及していません。また、「知能」「学力」は、さまざまな分野における能力を指すので、言葉の能力を直接示すものではありません。

「語彙力」の英語訳

「語彙力」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • vocabulary
    (語彙、用語数)

「語彙力」、「語彙」はいずれも英語では”vocabulary”です。

例文は以下の通りです。

例文
”I want to build up my vocabulary.”
(私は語彙力を増強したい。)

まとめ

以上、この記事では「語彙力」について解説しました。

読み方語彙力(ごいりょく)
意味単語や言葉を知っていて、使いこなせる能力
語源「言葉」、「集める」、「能力」という意味の漢字から
類義語語彙量、知能、学力など
英語訳vocabulary

「語彙力」は日常会話でもよく使用される単語ですが、言葉を知っているだけでなく、使いこなす力を総称して言うことは知らない人も多いのではないでしょうか。ぜひこの機会に正しい使い方を覚えましょう。