ことわざ「早起きは三文の徳」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「早起きは三文の徳(はやおきはさんもんのとく)」です。

言葉の意味、使い方、由来、類義語、対義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「早起きは三文の徳」の意味をスッキリ理解!

早起きは三文の徳(はやおきはさんもんのとく):朝早起きをするといいことがあるということ

「早起きは三文の徳」の意味を詳しく

「早起きは三文の徳」は、朝早起きをするといいことがあるという意味のことわざです。「早起きは三文の得」と記載される場合もあります。

 

三文とは、一文銭3枚のことで、「ごくわずかな」という意味です。

江戸時代の代表的貨幣である寛永通宝一枚が一文です。当時、蕎麦一杯が16文程度だったので、「3文」は腹の足しにすらならないような、はした金でした。

 

ちなみに、早起きは、自律神経が整うことによる様々なメリットがあります。

  • 心にゆとりが生まれる
  • 仕事へのパフォーマンスをあげることができる
  • ストレス激減
  • 体内時計がリセットされる
  • 基礎代謝が上がる
  • 免疫力が高まる
  • プラス思考になる
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「早起きは三文の徳」の使い方

  1. 早起きは三文の徳というから、休みの日でも早起きをしてみよう。
  2. 早起きは三文の徳という言葉に従って、朝型の生活に変えてからいいことだらけだ。

「早起きは三文の徳」の由来

中国の「宋樓鑰詩」という本に書かれていた「早起三朝當一工」という文言が由来だと言われています。

「早起三朝當一工」は、三日間早起きすれば、一人分の仕事になるという意味です。

 

もともとは、上記のような意味だった言葉が、日本に伝わる時に少し形を変えて伝わったと言われています。

なぜ三文なのかについて、有力なのは奈良説と高知説です。

奈良説

昔から、奈良では鹿は神の使いとして大切に扱われてきました。

江戸時代、仮に偶然でも家の前に鹿の死体があれば三文の罰金を払うというルールがあったため、早起きをして庭の掃除をしたことが由来であるという説です。

高知説

土佐藩の家臣が洪水対策のための工事をしていた時に、堤防の土を早く固める狙いで「早起きをして土を踏み固めたものに褒美を出す」という内容の御触れを出したことが由来であるという説です。

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「早起きは三文の徳」の類義語

「早起きは三文の徳」には以下のような類義語があります。

  • 朝起き千両 夜起き百両:夜遅くまで起きて仕事をするよりも、朝起きて仕事をした方が何倍も効率がいいということ
  • 朝の一時は晩の二時に当たる:朝は仕事が捗(はかど)るので、なるべく早起きした方がいいということ
  • 早起き三両倹約五両:金額に関係なく、早起きも倹約も利益があるということ
  • 宵寝朝起き長者の基(よいねあさおきちょうじゃのもと):早く寝て早く起きることはお金持ちに繋がるということ
  • 早起き三両始末五両:早起きも倹約も大きな利益になるということ

「早起きは三文の徳」の対義語

「早起きは三文の徳」には以下のような対義語があります。

  • 長寝は三百の損:長い間寝てしまい、起きないのは大きな損失であるという意味
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「早起きは三文の徳」の英語訳

「早起きは三文の徳」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • The early bird catches the worm.
    (早起きの鳥は虫をつかまえる。)
  • The cow that’s first up, gets the first of the dew.
    (最初に起きる牛は最初の朝露を吸う。)

まとめ

以上、この記事では「早起きは三文の徳」について解説しました。

読み方 早起きは三文の徳(はやおきはさんもんのとく)
意味 朝早起きをするといいことがあるということ
由来 中国の「宋樓鑰詩」という本に書かれていた「早起三朝當一工」という文言
類義語 朝起き千両 夜起き百両、朝の一時は晩の二時に当たる、早起き三両倹約五両など
対義語 長寝は三百の損など
英語訳 The early bird catches the worm.(早起きの鳥は虫をつかまえる。)

このことわざのように、早起きをするといいことがたくさんあると昔から言われています。しかし、これは多くの人に当てはまるだけであって、現在は、一人一人独自のリズムを維持するのが健康に繋がると科学的に証明されています。

人それぞれ、夜型であっても朝型であってもいいということなので、自分が一番スッキリできる生活スタイルを身に付けたいですね。

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