「現在分詞」と「動名詞」の違いとは?2つの進行形について解説

違いのギモン

「現在分詞」と「動名詞」、どちらも同じ “~ing” の形をしています。一見同じに見える「現在分詞」と「動名詞」を区別するためには、文章の中でそれぞれがどのように使われているのかを、またその意味を理解する必要があります。

この記事では、「現在分詞」と「動名詞」の違いと、その見分け方をわかりやすく解説していきたいと思います。

結論:「現在分詞」は形容詞的な、「動名詞」は名詞的な役割を果たす。

「現在分詞」は、進行しているイメージで、動詞と形容詞の性質を合わせ持ちます。

「動名詞」は、まさにその動きを表わし、名詞の性質を合わせ持ちます。

「現在分詞」をさらに詳しく


「現在分詞」には、「~しているところ」という意味があり、「進行している状態」を表わします。

また、動詞と形容詞の性質を合わせ持ちます。be動詞と共に進行形として用いたり、名詞の前後に置いてその名詞を修飾したりすることもあります。

「現在分詞」の使い方の例

それでは、「現在分詞」がどのように使われるのか、例を挙げて解説していきます。

  1. Look at the girl playing the piano over there.
    (あそこでピアノを弾いている少女を見て下さい。)
  2. The sleeping cat on the chair is tired.
    (その椅子で眠っている猫は、疲れています。)
  3. The man running in the park is my younger brother.
    (その公園で走っている男の人は、私の弟です。)
①の例では、”playing the piano over there(あそこでピアノを弾いている”が”the girl(少女)”を形容詞的に修飾しています。これは、名詞を修飾するという「現在分詞」の特徴のひとつです。

②の例では、”sleeping(眠っている)”が”cat(猫)”にかかって形容詞的な役割を果たしており、「眠っている猫」という意味になります。

③の例では、”running in the park(その公園で走っている)”が”The man(男の人)”を修飾して、「その公園で走っている男の人」という意味になります。

「動名詞」をさらに詳しく


「動名詞」は、「~すること」という意味になり、まさにその動きを表わします。

「動名詞」は、必ず名詞句になります。そして、名詞的な性質を持つことから、主語として、また動詞の目的語として用いられることが多いです。

なお、「動名詞」は名詞と同じ位置に配置できることから、「主語」、「目的語」、「補語」、「前置詞の目的語」になれるのも特徴です。

「動名詞」の使い方の例

それでは、「動名詞」がどのように使われるのか、例を挙げて解説していきます。

  1. She likes playing baseball.
    (彼女は、野球をするのが好きです。)
  2. Watching a movie is my hobby.
    (映画を見るのは、私の趣味です。)
  3. I enjoyed swimming in the pool.
    (私は、プールで泳ぐのを楽しみました。)
①の例では、”playing baseball”が「野球をすること」という意味の名詞句となり、”likes”の目的語となっています。

②の例では、”Watching a movie”が「映画をみること」という名詞句になり、この例文の主語としての役割を果たしています。

③の例では、”swimming in the pool”が「プールで泳ぐこと」という意味になり、”enjoyed”の目的語となります。

まとめ

以上、この記事では、「現在分詞」と「動名詞」の違いについて解説しました。

  • 「現在分詞」:進行している状態を表わし、形容詞的な役割を果たす。
  • 「動名詞」:名詞句になり、主語や動詞の目的語として使用される。

「現在分詞」と「動名詞」は、どちらも “~ing” という形態をしており、見た目ではどちらなのかを判断することが難しいです。

しかし、文章の中で形容詞的に使用されているのか、それとも名詞的に使用されているのかを理解することで、「現在分詞」と「動名詞」を見分けることができますね。