「迎合(げいごう)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「迎合(げいごう)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

スポンサードリンク

「迎合」の意味をスッキリ理解!

迎合(げいごう):相手の気に入るように自分の意見や態度を合わせること

「迎合」の意味を詳しく


「迎合」とは、相手の気に入るように自分の意見や態度を合わせることを意味する熟語です。

自分の意見を曲げてでも、相手のごきげん取りをすることを言います。

また「迎合」は、一般的には「げいごう」と読みますが、「あど」と読む場合もあります。

「迎合(あど)」は、狂言(きょうげん)の用語です。狂言は日本の古典芸能であり、対話を中心とした劇です。「あど」は、狂言の主役に対するわき役のことを指します。また、「あいづち」という意味もあります。

「迎合主義(げいごうしゅぎ)」とは

「迎合主義」という言葉があります。「迎合主義」とは、「相手の意見に合わせようとする考え方」のことです。

また、「大衆(たいしゅう)迎合主義」という言葉もあります。英語では Populism(ポピュリズム) と言います。

「大衆迎合主義」とは、「大衆に調子を合わせて、気に入られようとする政治のやり方」のことです。「大衆」とは、「多くの人々」という意味です。

注意しよう!「協調」との違い

「協調」とは、「お互いに協力し合うこと」を意味する熟語です。

一方で「迎合」は、「自分の意見を曲げてでも、相手の調子に合わせること」を意味します。

「協調」は自分が納得して相手に協力するのに対して、「迎合」は自分が納得していなくても、相手に合わせるというのがポイントです。

「協調」と「迎合」の意味は、それぞれ大きな違いがあるので注意して使いましょう。

スポンサードリンク

「迎合」の使い方

  1. 彼は上司に迎合して気に入られることに必死だ。
  2. 政府が一般市民の意見に迎合しようと努める。
  3. 大衆迎合主義は国内の混乱を招く恐れがある。
①は「相手の機嫌を取る」という意味で「迎合」使われています。②は、「相手の意見に合わせる」という意味で「迎合」が使われています。そして③は、「大衆迎合主義」という言葉の中で「迎合」が使われています。

「迎合」の類義語

「迎合」には以下のような類義語があります。

  • 追従(ついしょう):自分の意見と異なっても、相手の気に入るように調子を合わせること
  • 同調(どうちょう):相手と調子を合わせること
スポンサードリンク

「迎合」の対義語

「迎合」には以下のような対義語があります。

  • 批判(ひはん):物事の間違いを指摘(してき)し、否定的に評価すること
  • 反抗(はんこう):さからうこと
  • 反骨(はんこつ):簡単に従わないこと
  • 排斥(はいせき):受け入れられないとして、押しのけ、しりぞけること

「迎合」の英語訳

「迎合」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • cater to~
    (〜に迎合する)
  • pander to~
    (〜に迎合する)
  • assentation
    (迎合)
スポンサードリンク

まとめ

以上、この記事では「迎合」について解説しました。

読み方 迎合(げいごう)
意味 相手の気に入るように自分の意見や態度を合わせること
類義語 追従、同調
対義語 批判、反抗、反骨など
英語訳 assentation(迎合)

気に入られるために、自分の意志を貫(つら)ぬかずに、相手の意見に合わせる、というのは時には必要なことかもしれません。

しかし、その「迎合」をずっと続けていると、自分自身を見失ってしまうのではないでしょうか。自分がなくなっていく感覚にそのうち気付くかもしれません。

時には「迎合」してもよいかもしれませんが、ここぞという場面のみにしておいた方がよいでしょう。

スポンサードリンク