「ギーク」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ギーク」です。

「ギーク」の意味、使い方、語源、類義語についてわかりやすく解説します。

「ギーク」の意味をスッキリ理解!

ギーク(geek):(主にITやコンピュータなどで)卓越した知識や技術がある人。または、グロテスクな芸を見せる見世物師

「ギーク」の意味を詳しく

「ギーク」には2つの意味があります。

1つ目の意味は、「卓越した知識や技術がある人」です。特にITやコンピュータに詳しい人を指すことが多いです。

2つ目の意味は、「グロテスクな芸を見せる見世物師」です。

それぞれの意味を詳しく見ていきましょう。

「卓越した知識や技術がある人」の意味

「ギーク」には「卓越した知識や技術がある人」という意味があります。特にコンピューターやITに関する知識や技術が卓越している人を表します。

もともとはITに夢中な人を、「社会に適合しないもの」「変わり者」などのけなすような意味で使用されていました。

しかし、その後インターネットが注目されるようになるとともに、肯定的な意味で使われるようになりました。

現在では、コンピュータやインターネット技術に時間を費やし、深い知識を有する者を「ギーク」と言います。

「グロテスクな芸を見せる見世物師」の意味

「ギーク」には、「グロテスクな芸を見せる見世物師」という意味があります。

サーカスやパレードなどの見世物で、ヘビやニワトリを食いちぎったり、昆虫を呑み込んだりするパフォーマーのことを指す言葉でした。

「ギーク」は、「ランクの低いパフォーマー」というニュアンスを含んでいるので、否定的な意味の言葉になります。

「ギーク」の使い方

「ギーク」には以下のような使い方があります。

  1. コンピューターに詳しい彼は、典型的なギークと言える。
  2. サーカスの時代ならまだしも、今時ギークなんて流行らない。

➊の「ギーク」は、「主にITやコンピュータなどで卓越した知識や技術がある人」という意味で使われています。

➋の「ギーク」は、「グロテスクな芸を見せる見世物師」という意味で使われています。

「ギーク」の語源

「ギーク」の語源はドイツ語の “geck” です。

“geck” という単語は、中世のドイツで使われていた単語で「愚者」「騙されやすい者」などの否定的な意味がありました。

この “geck” という単語が、現代のアメリカで使われる俗語である “geek” という言葉に転じました。

 

英語の “geek の意味が世に知れ渡ったきっかけは、1953年からプロレスラーのフレッド・ブラッシーの決め台詞です。

フレッド・ブラッシーは挑発の言葉として用いていた “Listen, You Pencil Neck Geeks!(このヘタレ野郎どもめ)” というフレーズがきっかけとなりました。

この頃から “geek” は原義の「サーカスの芸人」から転じて「変わり者」や「社会に適応できない者」という意味合いを持つようになり、現在のように特にコンピューター・マニアを指す意味を持つようになりました。

「ギーク」の類義語

すでに述べた通り、「ギーク」には「卓越した知識や技術がある人」「グロテスクな芸を見せる見世物師」という2つの意味があります。

前者の意味で使われる「ギーク」には、以下のような類義語があります。

  • オタク:自分の好きな事柄や興味のある分野に傾倒しすぎる人
  • マニア:ある物事に熱中している人
  • ナード:コンピュータ等には詳しい一方、社交的ではない人

「ギーク」と「オタク」「マニア」の違い

「ギーク」は、日本では「オタク」などと言い換えられることが多いです。

しかし実際は、「ギーク」には「オタク」のような「サブカルチャーやカウンターカルチャーの熱心な愛好家」という意味は強くありません。

「ギーク」とは、ITやコンピューターに特化して知識や技術がある人を表す言葉です。

「ギーク」と「ナード」の違い

「ナード」は「ギーク」と似た意味の言葉ですが、「ナード」は否定的な意味で使われます。

「面白くない人」という意味や、「内向的な人」を否定的に表すような意味で使われます。

まとめ

以上、この記事では「ギーク」について解説しました。

英語表記ギーク(geek)
意味(主にITやコンピュータなどで)卓越した知識や技術がある人。または、グロテスクな芸を見せる見世物師
語源「愚者」という意味のドイツ語の “geck”
類義語マニア、オタク、ナード

「ギーク」には、複数の意味があることがわかりました。意味の変化の歴史なども、この機会に覚えておきましょう。