「下馬評(げばひょう)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「下馬評(げばひょう)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・対義語・英語訳について分かりやすく解説します。

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「下馬評」の意味をスッキリ理解!

下馬評(げばひょう):直接関係のない第三者がするうわさ

「下馬評」の意味を詳しく


「下馬評」とは、第三者が根拠なく言ううわさや評判のことを指します。うわさや評判の中でも、「下馬評」とは、根拠のあるものではなく、面白半分でするものという意味合いが強くあります。

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「下馬評」の使い方

  1. 今夜のサッカーの試合は、下馬評では日本が勝利すると言われている。
  2. 下馬評は、でたらめなことが多いから、気にしない方が良い。
  3. 落選確実と言われていた候補者が、下馬評を覆して当選した。

①の例文で、「下馬評」は、「前評判」に近い意味で用いられており、「予想」や、「事前の評判」という意味で用いられています。この意味では、スポーツ等の場面でよく用いられます。

②の例文で、「下馬評」は、第三者が面白半分でするうわさや評判という意味で、用いられています。この意味の「下馬評」は、否定的な文章で用いられることが多いです。

③の例文で、「下馬評」は、「下馬評を覆す」という形で用いられています。「下馬評」は、「根拠のないうわさや評判」という意味があるため、「下馬評を覆す」という形で用いられることも多くあります。

「下馬評」の語源

「下馬評」の語源は、江戸時代に由来します。

「下馬評」の「下馬」とは、当時「馬から降りること」を指しました。そして、「お城等の前で、馬から降りる場所」を「下馬先(げばさき)」と呼びます。江戸時代には、その「下馬先」で主人に付き従う従者たちが、主人を待つのが日常でした。

その待ち時間に、従者たちの間で、主人や城内のうわさ話をしていたことが、現代の「下馬評」の由来になったと言われています。

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「下馬評」の類義語

下馬評には以下のような類義語があります。

  • 評判(ひょうばん):世間の評価
  • うわさ:世間で言われている話
  • 予想(よそう):これから起こることについて予測すること
  • 世評(せひょう):世の中の評判
  • 外聞(がいぶん):世間の評判
  • 前評判(まえひょうばん):あることが起こる前にする予想

前評判

「下馬評」と似た熟語に、「前評判」があります。「下馬評」と「前評判」は、どちらも「第三者がするうわさや評判」という点で、似ています。

しかし、「前評判」は、「ある物事が始まる前に流れてくるうわさや評判」という意味であるのに対し、「下馬評」は、「第三者が面白半分でするうわさや評判」という意味をもちます。

そのため、「前評判」より、「下馬評」の方が、悪いイメージを伴います。

「下馬評」の対義語

下馬評には以下のような対義語があります。

  • 結果(けっか):ある物事を行った後に生じた現象

「結果」は、「下馬評」の「予想」や「事前の評判」という意味に対する対義語となっています。

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「下馬評」の英語訳

下馬評を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • rumor
    (うわさ)
  • scuttlebutt
    (伝聞)
  • irresponsible criticism
    (下馬評)

まとめ

以上、この記事では「下馬評」について解説しました。

読み方下馬評(げばひょう)
意味直接関係のない第三者がするうわさ
語源江戸時代、下馬先で従者たちがうわさ話をしていたことに由来する。
類義語評判、うわさ、予想など
対義語結果
英語訳rumor(うわさ)

何事にも、予想を立て、結果を想像することは、楽しいことです。

しかし、あまりにも根拠のない予想やうわさは、他者を不快にさせることにもつながるため、気をつけましょう。

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