ガタッとは「机から立ち上がったときの音」という意味です。
Twitterなどで、「きたか…!ガタッ」というコメントを見かけたことはありませんか?
なんとなく意味を知っていても、元ネタや使い方までは知らないという方は多いのではないでしょうか。
この記事では、ガタッの意味や元ネタ、使い方や言い換え表現まで詳しく解説しています。
☆ガタッをざっくり言うと……
読み方 | ガタッ |
---|---|
意味 | 机から立ち上がったときの音 |
由来 | 有名なアスキーアートから |
類義語 | すっく すっくと すっと など |
「ガタッ」の意味
机から立ち上がったときの音、ついにきたかという意味
例
A:あの人気ゲームの新作がとうとう発売されるらしいよ
B:ついにきたか!ガタッ
ガタッは、いても立ってもいられない状況や思わず立ち上がってしまう様子を表します。
そのため、ネット掲示板などでは「自分の名前が呼ばれたとき」「画期的な商品や新作ゲームが発売されるとき」などで使用されます。
また、あまり一般的な使い方ではありませんが、ガタッは電車の動く音としても使用されることがあります。
「ガタッ」の元ネタ
ガタッは、ネット上で使用されていたアスキーアートが元ネタです。
ネット上には、「きたか……!!ガタッ」というアスキーアートがあります。
( ゚д゚ ) ガタッ
.r ヾ
__|_| / ̄ ̄ ̄/_
\/ /
このアスキーアートが省略され、ガタッという言葉のみで使用されるようになったとされています。
アスキーアートとは、コンピュータ上の文字や記号を使用してつくられた絵のことです。
アスキーアートの略称はAAです。
具体的には、以下のようなものを指します。
+ +
+ +
∧_∧ /
( n´∀`n ォハョ-
/ ノ \
+(__)_)+
「ガタッ」の使い方
ガタッは以下のような場面で使用します。
- 期待感を表す場合
- 自分の名前が呼ばれた場合
- 驚きを表す場合
具体的な例文を見てみましょう。
- A:やっと、あのゲームの新作が発売されるらしいぞ。
B:ついにきたか!ガタッ - A:おい!B氏!
B:ガタッ - A:あの会社潰れるらしいぞ?
B:なに!ガタッ
このように、ガタッは何かの言葉に添えて使用されることが多いです。
次に、SNSでの使い方も見てみましょう。
今、キュアップ・ラパパって言いました!?(ガタッ#precure
— 高橋李依 (@taka8rie) December 15, 2018
日本人「うな重うめぇえええええ」 ワイ「ホンマか…?ジロリ」 日本人「っ!!!」
1
ワイ「ホンマに美味いんか…?」日本人「うっ…(よく考えれば高いだけでそれほど美味くないような…)」
ワイ「焼き肉…食うか?」
日本人「ガタッ!!!(鰻を投げる音)」
まあそういうことやw
— 2ちゃんねる迷言集 (@mg2b5) August 1, 2021
じゅ、じゅんクラブ…だと…(ガタッ)
— 歌広場 淳 (@junjunmjgirly) January 19, 2017
「ガタッ」のアスキーアート
ガタッには以下のようアスキーアートも使用されています。
シンプルなパターン
きたか…!!
( ゚д゚) ガタッ
/ ヾ
__L| / ̄ ̄ ̄/_
\/ /
「ガタッ」から座るパターン
ガタッ→スッ→座るのAA
彡 ⌒ ミ
( ´・ω・`) ガタッ
l r Y i|
_U__/ ̄ ̄ ̄/_
. \/___/
フワッ
ミ ⌒ 彡
( ´・ω・`) スッ…
_U__/ ̄ ̄ ̄/_
. \/___/
「ガタッ」からパソコンを閉じるパターン
(´・ω・`)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/
\/ /
 ̄ ̄ ̄
(´・ω・`)
_( つ ミ バタンッ
\ ̄ ̄ ̄\ミ
 ̄ ̄ ̄ ̄
(´・ω・`)
_( )
\ ̄ ̄ ̄\
「お前じゃねぇ座ってろ」について
「お前じゃねぇ座ってろ」は、出番ではないのにしゃしゃり出ようとする相手を諌める言葉です。
出番ではない人物が、ガタッと立ち上がる素振りを見せた場合のツッコミとしてよく使用されます。
「あずまん大王」という漫画で登場したセリフが元ネタと考えられています。
「ガタッ」の類義語
ガタッには以下のような類義語があります。
- すっく
- すっくと
- すっと
- ガタッと
- ダッ
また、「すっく」「ダッ」はガタッの言い換えとして使用されることがあります。
「ガタッ」のまとめ
以上、この記事ではガタッについて解説しました。
読み方 | ガタッ |
---|---|
意味 | 机から立ち上がったときの音 |
由来 | 有名なアスキーアートから |
類義語 | すっく すっくと すっと など |
ガタッは擬音語としてだけでなく、驚きや期待感を表す便利な言葉です。
SNSなどでよく使用されるため、この記事を参考に意味や使い方を確認しましょう。